現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

音韻体系

2019-04-10 | 日本語音韻

音韻は体系をなす。言語によってその言語ごとに体系をつくっている。音韻という用語を中国語からの影響による漢字音、それは多くは古代漢語を地域的に受け入れて言語を形成したことによるが、漢字音をそれぞれ地域の言語にして用いている。中国語の語を借用し、字音は個々の言語の音韻体系、音節構造に適合するように変形される、という説明は、中国語の音韻と地域に取り入れた言語としての発音の関係で説明がある。そして日本語に音読みという読み方、訓読みという読み方の区別を音韻に合わせて作ってきている。漢字音と日本語読みであるが、その概念が作られてきた経緯には漢文訓読のことと、そこにまた漢字音を読み習わし、その発音を注記することが行われ、そのときの語と発音を集めた辞書などを類聚として作成してきた。万葉集の訓読と、日本語表記の工夫を解明することと、それを発音として抽象する作業が行われてきた。歌謡を日本語で書くことは、漢字表記の万葉集に対して、仮名文字だけで記すという経過をもって、日本語発音をいくつにもちがった文字表記するが、音韻は一つに集約される。万葉仮名、草仮名、変体のかな、そして平仮名となる一方で、カタカナを発音用の注記文字として編み出していた。和文にはひらがな、漢文にはカタカナとして訓と音の違いがあらわれる。そこに発音を整理してとらえる日本語の音韻体系が、手習い歌、いろは歌、五聯また五音の並びで意識されるようになる。時代とともに五十音図、五十聯音図などが作られる。




音韻(オンイン)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/音韻-455673
中国語からの借用に当たっては,字音は個々の言語の音韻体系,音節構造に適合するように変形される。このようにして,言語ごとに順応・定着した字音,その字音の成す集合・体系を〈日本漢字音〉〈朝鮮漢字音〉〈ベトナム(越南)漢字音〉のように,言語名を冠し ...

日本語史要講 - 50 ページ - Google ブック検索結果
https://books.google.co.jp/books?isbn=4883616053
小田勝 - 2008
3 ,五十音図平安中期の音義書、醍醐寺蔵『孔雀経音義』ひ 020 年頃成か)の巻末に現存最古の五 ... 末尾には、(ニ 5 )五音又様ラリノレレロヮヰフヱヲャィユェョァイゥェォマミムメモナ二ヌネノ已上清濁定音ハヒフへホタチッテト力キクケコサシスセソ已上随上字音 ...

五十音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

また五十音図は清音のみを示すが、他に濁音、半濁音、長音、促音、撥音、拗音、などがあり、発音の総数は100以上ある。

現存最古の音図は平安時代中期の『孔雀経音義』 (1004年 - 1027年頃) や『金光明最勝王経音義』 (1079年) などが挙げられている。「音義」とは、漢字の発音と意味を表した注釈書のことであり、漢訳仏典において漢字の発音を仮名で書き表そうとしたことがその起源となっている。天台宗の僧侶明覚の著書『反音作法』で梵字のような子音だけを表記する文字をもたない日本においては反切を利用することが書かれており、同一子音のものを同じ行に、同一母音のものを同じ段にまとめることで、仮名を用いた反切(仮名反)を説いている。ここで母音はアイウエオ順であるが、子音はアカヤ(喉音)サタナラ(舌音)ハマワ(唇音)という順になっているものがある。これは各子音の調音位置を口の内から外の順に並べたものである(ハ行は当時、無声両唇摩擦音 [ɸ])。明覚の著書にはその他の配列のものも見られ、五十音図の配列が当時一定していなかったことを示す。後にヤラワ行が後ろに回されたのは悉曇学において悉曇の字母を忠実に反映してのことだと考えられている[2]。
[2]古田東朔・築島裕『国語学史』東京大学出版会。

五音図(ゴオンズ)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/五音図-498558
仮名5字ずつ1組を縦に1行とし,横に10組をつらねた,総数50の仮名をふくむ図。古くは,ただ〈五音(ごいん)〉とか,〈五音図〉〈反音図〉〈仮名反(かながえし)〉などとよび,江戸時代になって〈五十音〉の名がおこり,和風に〈いつらのこえ〉といったり,また〈五十聯 ...

日本語史要講 - 50 ページ - Google ブック検索結果
https://books.google.co.jp/books?isbn=4883616053
小田勝 - 2008
3 ,五十音図平安中期の音義書、醍醐寺蔵『孔雀経音義』ひ 020 年頃成か)の巻末に現存最古の五 ... 末尾には、(ニ 5 )五音又様ラリノレレロヮヰフヱヲャィユェョァイゥェォマミムメモナ二ヌネノ已上清濁定音ハヒフへホタチッテト力キクケコサシスセソ已上随上字音 ...

五十音図(ごじゅうおんず)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/五十音図-64762
また,この配列順 (五十音順) は現代の辞書・索引などの配列基準となっている。 ... 古くは,ただ〈五音(ごいん)〉とか,〈五音図〉〈反音図〉〈仮名反(かながえし)〉などとよび,江戸時代になって〈五十音〉の名がおこり,和風に〈いつらのこえ〉といったり,また〈五十聯 ...


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。