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防衛、防空

2022-11-04 | きょうのニューストピック

上空を通過したのか、していないのか。
Jアラートが鳴り続けた。
テレビ報道は一斉にその様子を伝え続けていたが、防衛省により、日本上空は通過していないと発表があって混乱した。

浜田氏防衛大臣、日本列島を越えて飛翔(ひしょう)する可能性があると探知したので、Jアラートでその旨を公表した。その後、情報を確認したところミサイルは列島を越えず、日本海上空で消失したことが確認されたので訂正する。原因は分析中だ、という会見を行た。


この間、ミサイル発射を報じている、日経記事より。

日本政府は同日午前、全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じ宮城、山形、新潟の3県に警報を出した。
北朝鮮の弾道ミサイル発射は2日連続だ。韓国軍によると1発目は午前7時40分ごろ平壌の順安(スナン)付近から撃たれた。飛行距離は760キロメートル、高度は1920キロメートルだった。新型のICBM「火星17」を発射したと推定した。
ICBMは2つの推進装置と弾頭部に分かれ、分離しながら長距離を飛ぶ。今回は1段目と2段目の推進装置の分離に成功したが、弾頭部が失速して高度や飛距離を出せずに落下したとの見方がある。韓国軍は失敗だったとみる。

そして2日には、南北の分断後初めて海上の境界線を越えた短距離弾道ミサイル1発を含め20発余りのミサイルを発射していました。
さらに、3日午前にも長距離弾道ミサイル1発を含む合わせて3発の弾道ミサイルを日本海に向けて発射していました


https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0328U0T01C22A1000000/
>日本政府は午前にJアラートで3県に避難を呼びかけた。ミサイルが日本上空を通過したと発表した後に「通過していないと判明した」と修正した。
浜田氏は「日本列島を越えずに日本海上空で消失した」と発言した。防衛省は警報の対象としたミサイルは日本海に午前に落下した3発とは別に探知したものだと明かした。ICBMとみられる弾道弾との関連などさらに分析を進める。


日本大百科全書(ニッポニカ)「防空」の解説
防空
ぼうくう
air defense
>航空機、ミサイル、その他の飛行物体による空からの攻撃に対し、防衛・防御を行うこと。防空は、その手段によって「積極的防空」と「消極的防空」に分けられる。積極的防空とは、友軍の部隊や施設に対する、敵の航空脅威の探知・識別・迎撃・撃破を行うもので、戦闘機や対空ミサイルはもちろん、警戒レーダー、迎撃管制などの防空システムにより構築されている。他方消極的防空は、計画システムの構築、攻撃を受けるであろう目標の分散、迷彩化、抗站化掩体(こうたんかえんたい)などの建設によって、敵の攻撃効果を減殺させる手段のことである。消火活動や救難活動も、消極的防空に含まれる。
[青木謙知]


ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「防空」の解説
防空
ぼうくう
air defense
>航空機やミサイルの攻撃から,軍隊自体や,人畜,工場,都市,国土などを守ること。積極防空と消極防空とがある。積極防空は,敵の航空機やミサイルをレーダなどで早期に発見し,迎撃して阻止するもので,防空識別圏の設定,早期警戒機,自動警戒管制システム,弾道ミサイル用警戒組織などで飛行体を探知し,対空火器,対空ミサイル,迎撃機,弾道ミサイル迎撃ミサイル ABMなどで迎撃する。


                          
                               
                      


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