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日本語の文   日本語の文法について その9

2013-04-26 | 日本語文法
日本語の文   日本語文法について その9

主語述語を文とするのは動詞を述語に置く場合の構文である。そのときに主格が現れる。それを第1の動詞としてみると存在を表す動詞がある。~に~が構文とし存在文とみる。述語に動詞があるので文構造に動詞を核にもつと捉える。いわば動詞述語であるので、文につき、動詞を述語に持つことから動詞文と呼ぶ。すると日本語の文はどうであるか。

日本語の文をみて述語に基本構造をおくと動詞のほかに形容詞名詞がありこの3つの核がある。動詞と同じように主語述語を文とすると、形容詞述語名詞述語を動詞述語と同様に捉えることになるが、それぞれ形容詞であり名詞であるので主語と述語の関係に動詞としての構造があるかどうか、検討がいる。それは主格と動詞述語の関係に準ずるか。

形容詞述語をみると名詞に が のついた、が格 が形容詞と結びつく。沈む太陽があかい、水のある地球があおい、かがやく星がしろい、これは夜の闇がくらいので黄色に見えるが、この文が成立するなら、それぞれ形容詞が動詞述語の位置にあって形容詞述語となり、日本語ではこの表現も文である。太陽が赤い、地球が青い、星が白い、となる。

この述語は対象としてみる太陽、地球、星のそれぞれが、あかい太陽、あおい地球、しろい星と見えるので、地球が青いと言えるようになったのはつい最近であるが、このことを太陽が赤いこと、地球が青いこと、星が白いこと、というふうに表現した。したがって対象に見える現象を文にしている。が格 の表す意味は述語の対象である。

この表現をまた、対象とその現象の存在を捉えて、太陽が赤いコト  地球が青いコト  星が白いコト  ⇒太陽が赤いのよ  地球が青いのよ  星が白いのよ ⇔太陽が赤いのである  地球が青いのである  星が白いのである  とみれば、それぞれに存在を示す動詞がある。現代語でとらえる以前は、あかくあり、あおくあり、しろくあり。

名詞述語の文は主語の位置に名詞そして述語に名詞があり結びつく。名詞は 名詞 となるが、名詞述語に、名詞に断定をあらわす だ がつくと、この断定また指定ともとらえ判断を示し、名詞 は 名詞だ となる。名詞に丁寧 です がつくと、話し言葉に使う発話文としてあらわれる。断定存在を加えると、議論をする である という調子である。

名詞述語の文については名詞と名詞を結び付ける は をみると、主語主格の、が格を示さないとする。しかし文表現で、名詞が 名詞です という言い方ができるので、この場合の が格をとらえると、名詞が 名詞である とすると断定存在を示し形容詞述語の文と同じ述語の構造を持つ。日本語文の基本構造に述語の言い方、動詞の要素を分析する。

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