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人間関係論

2018-05-22 | 木瓜日記

ヒューマンリレーションズ human relations となると、組織、企業内における、人と人との間であるが、そこにある、心理的関係をさすことであった。辞書にあるように、労務管理、産業社会学で研究される、人間関係論として見える。出典 小学館デジタル大辞泉 人間関係論は、ふつう、それを組織内のこととして見て、人間の行為や生活上の諸現象を、人と人との関係に即して研究しようとする社会科学上の研究アプローチにとらえている。しかし、一方で1920年代に、経営上の労務管理のこととして、生産性に結び付く人間関係が実験的に明らかにされた。科学的管理法に対する人間関係的管理となる。ホーソン実験による、生産性向上という企業にとって、従業員の心理が企業の生産性に影響するという実験で、その後、人間関係論となる。

人間関係論を看護学の教育で、この用語に見る内容は、

>人間関係の形成  
自己への気づき
コミュニケーション  
社会的相互作用
治療的関係

というキーワードになる。



人間関係論 にんげんかんけいろんhuman relations; HR
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

E.メイヨーや F.J.レスリスバーガーによって提唱された,生産性を高めるためには従業員のモラールを高めることが必要なことと,モラールを高めるためには職場の人間関係の改善が必要であることを主旨とする理論。 1927年から 32年にウェスタン・エレクトリック会社のホーソン工場で行われた実験において,生産性が作業条件の変化とは無関係に上昇すること,およびそれが作業条件の変化に対する各作業者のモラールの変化に基づくことが発見され,これが基となった。人間関係論は,企業における人間的要素の重要性を強調したという点で,従来の科学的管理法に対するアンチテーゼとなり,50年代のアメリカ産業界や戦後日本の産業界に大きな影響を与えた。

世界大百科事典 第2版の解説
にんげんかんけいろん【人間関係論】
人間関係論という言葉には2通りの意味がある。その一つは,人間の行為や生活上の諸現象を,人と人との関係に即して研究しようとする社会科学上の研究アプローチ(方針)を指し,いま一つは,第2次大戦後,とくに産業で強調されるようになった経営政策の一環としての,いわゆる〈人間関係的管理〉アプローチを指している。社会科学における〈人間関係〉的アプローチはかなり以前から始められており,すでに1930年代にイェール大学には人間関係研究所が設置されていた。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報


大辞林 第三版の解説
にんげんかんけいろん【人間関係論】
⇒ ヒューマン-リレーションズ
出典 三省堂大辞林 第三版について 情報


ヒューマンリレーションズ human relations
デジタル大辞泉の解説

人間関係。組織、特に企業内において、人と人との間にはたらく心理的関係。労務管理や産業社会学で研究される。人間関係論。HR。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説
ヒューマンリレーションズ【human relations】

組織における人間関係。特に企業における人と人との心理的関係。人間関係論。 HR 。




日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
人間関係論
にんげんかんけいろん
human relations

経営組織の諸状況が人間関係によって規定されることを発見し、その間の因果関係を体系化した理論の総称。1920年代に始まる一連のホーソン実験を基盤とし、この実験の実質的指導者であったハーバード大学のメーヨーElton Mayo(1880―1949)やレスリスバーガーFritz J. Roethlisberger(1898―1974)らによって理論化された。
 ホーソン実験は、シカゴにあるウェスタン・エレクトリック社ホーソン工場において行われた四次にわたる実験の総称である。第一次実験は照明実験とよばれ、照明(作業条件の一種、原因)と能率(目的、結果)との間の因果的相関を明らかにする意図で始められたが、明確な相関を発見できなかった。そこで、もっと詳細なコントロールのもとで作業条件を変化させて、作業条件と能率の相関を解明するため、リレー(継電器)組立作業実験(第二次実験)が行われた。その結果、両者間には直接の相関はなく、人間の心情sentiment(満足・不満足のような心的態度)が能率を左右するらしいとの仮説が得られた。この仮説を確認するため、大掛りな面接調査(第三次実験)が実施され、「人間の行動は外部に現れたものだけから判断されるべきではなく、過去の社会経験と現在の職場の人間関係を含む社会的脈絡のなかで理解されなければならない」という命題(社会人仮説)と、「経営組織における人間の不平不満の原因は、組織における人々の個人的均衡ないし社会的均衡の侵害ないし破壊にある」との命題(社会的均衡仮説)が導出された。この命題を実証するための最後の実験が、バンク(電話交換機の一部)配線作業実験(第四次実験)である。この実験は、これまでの諸命題を確証したばかりでなく、組織が公式組織と非公式組織のいわば二重構造からなっていること、組織の有効性は非公式組織によって左右されることを明らかにした。








暑いね
2007年05月22日23:29

ジャポニカロゴスの上級編は1問で6問相当だって、問題は
部長、社長から電話がありまして社長室へ・・・・
さてなんというか、4択の最後が
おっしゃっていましたとなる

タモリが回答することになって、いわく
ムカシから責任はとらないんだよと
さてその問題の答えは、何も言わないと
ちょっとひっかけ気味だ

社長がいて部長がいてわたしがいて
伝えてほしいと言われたことは
それぞれ上下関係を重んじて
敬語を上下関係にあわせて

やはりなんともいえない
敬語を回避するのが
正しいと
ふーむ

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