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日本語文法の説4 語の類わけ

2019-06-03 | 日本語文法

文法は文の法則を言う。法則とは文の構成を語の連鎖からなると分析して、その文における語と語との関係構成を明らかにすることである。その法則はひとつひとつの規則から見ることになる。連続した語には、それは話の単位になるが、その単位に分けられて、その分け方に、文を規則にあわせてみると、話にする部分がとりだされる。それを語の働きとみて、分類すると品詞にそれぞれ分けられることになる。品詞は文を話すときに区切りをつくったそれぞれのまとまりを分類したものとなる。品詞すなわちその品とは、種類のことである、その類わけをする名称で翻訳語となってつくられた、a part of speech をとらえたものであるから、日本語の品詞には、まず、文法則から、主語に立つもの、述語になるもの、その主述に関係構成する目的語などに、語の類わけをする。すると、述語の特徴にさまざまな文の意味内容を表すために語形が変化するものがあるのに対して、語形が変化しない、それだけでまとまった意味を表すものとに分けられ、変化しないその語は物の名を表すところから名詞と名付ける。いっぽうで、変化して述語になるもののうちから、文の意味内容に主語の動作を表すものがあり、また作用、現象を表す語の分類に動詞と名付ける。




日本語教育の文法 6 品詞 
品詞は単語についての文法の情報である。品詞分類がどのように行われるか、その考え方、捉え方のことを抑えておく。名詞は単語の文法によるとすると、単語の文法とは、文においての働きを指す......



日本語教育の文法 6 品詞 
2018-06-02 11:10:14 | 日本語教育

品詞は単語についての文法の情報である。品詞分類がどのように行われるか、その考え方、捉え方のことを抑えておく。名詞は単語の文法によるとすると、単語の文法とは、文においての働きを指す。その語の性格をどう見るか、品詞性ということである。

ヨーロッパの言語を広く見れば、例えば、ドイツ語の名詞 Nomen,Substantivには、性 Genus、数 Numerus、格 Kasus/Fall 、3つの区分があります、という説明があり、その文法を持つものがある。これは英語で同じように説明するが、数と格はあっても、男性名詞、女性名詞と捉えることはない。さらに、格についても述語動詞との関係をわかりやすくしてきている。

しかし、日本語にはない文法解説となる。すると、文の中で単語が働くことについてみようとすれば、日本語は異なってくるが、これを国語の文法は、主語となるか、ならないか、なることができることを一つのよりどころとした。さらに、数と格につては、語を膠着する文法の機能によって説明があるので、国語の名詞では、その語形変化をするかしないかをとらえている。国語の品詞分類の考え方は、あともう一つ、名詞が表す意味内容を見る。

ここに、文をとらえて品詞を説明する考え方で、意味、形態、職能をあげて、それぞれを品詞分けするときの分類基準とした。それぞれとなる品詞には国語では、ふう、10品詞があげられる。名詞に代名詞を立てると11品詞、そして数詞を入れて12品詞とするものがある。


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