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日本語語彙論 カタカナ語

2013-11-02 | 語と語彙



カタカナ語彙を考える。表記がカタカナであれば、すべてカタカナ語となる。しかしカタカナ表記は表記上、語のあらわしかたに約束がある。現代語でカタカナは外来語を表す表記の原則によってその固有名詞である人名地名を含めて専らカタカナ語となる。漢字圏である中国の場合、またかつてより漢字をもって表記する地域にも当てはめられるのはその原音によってカタカナとなる場合がある。

人名地名をカタカナ語彙とすることは普通名詞とちがって限られてくるので、外来語をカタカナ語とする。現代語ではと、断りをつけるのは、外来語は16世紀以降のポルトガル語、スペイン語、オランダ語そして時代の経過とともに英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など多くは幕末から明治期に借用した語があり、その後は第二次世界大戦までの外国語が相当する。

日本語は1945年から英語教育の影響を受けて英語発音をカタカナで書くようなことが行われてきているので、カタカナの語の範囲が広がった。そのため外国語の表記にはカタカナが用いられることでカタカナ語が増えた。また日本語をカタカナで発音を表すことも行われるようになって、擬音語・擬態語、漢字の音読み、固有名詞の特殊な読み、日本語以外の言語での発音、常用漢字外の文字の仮名表記など、カタカナの常用化がある。


外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 2 版 制定:2008 年 3 月  www.jtca.org/ai_collaboration/katakana_wg/katakana_guide.pdf‎



ウイキペディアより。

カタカナ

日本語では主に次のような場面で用いられる。
漢文訓読・注釈等にかかわる場合
漢文訓読における添え仮名
文章の表記に用いる場合
仮名交文
音を示すことを目的とする場合
外来語、漢字文化圏の国を除く外国の人名・地名などの固有名詞
擬音語・擬態語
漢字の音(音読み、固有名詞の特殊な読み、日本語以外の言語での発音、常用漢字外の文字の仮名表記)
一般と異なる表記による効果を目的とする場合
学術用語
生物の和名(イヌ、キジ、サクラなど)
意図をもって表記するとき
日本語で砕けた表現をする場合
会社名や商品名などの表記
(漫画等において)外国人の片言での会話を表現するとき
技術的な理由から使用可能な文字が限られている場合

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