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日本語論91 国語と日本語とは

2018-09-01 | 現代日本語百科

国語は教科目としてとらえられて、国語の及ぶ範囲は言語に文学、言語現象を扱う分野となった。日本語は対外的に国語を日本語と呼び変えて、言語を第一とする。コミュニケーションの言葉と捉えるようになってきた。国語はいつから国語か、日本語はいつから日本語か、これもわかり始めてきたところ、国語の国となる地域と、日本の国名、地域名はどうして、にほん にっぽん なのかと、揺れたままである。わたしには、日本と表記して、そのままに用いることが漢字表記を正しいとする日本語なのであると、してきた。日本国旅券とあって、どこのパスポートでも自国の表記でアイデンティティーを証明する。日本の表記を、やまと という読みをすることは、現代語では、しなくなっているので、日本の呼称は、この文字のまま、正しいのである。


国語か日本語か、どちらかというような議論は、ある程度、区別が分かってきた。誰にわからなかったのか、国語を使う人たちにわからなかったというのだから、日本語を使う人にはさらに何を区別するというのかと、分からないことだったろう。内政の語として国語、客観の語として日本語といってみて、それがわかるのは国語を内省できる人だけなのである、ようであるが、この言い方にも、内省の力は誰も身につけるので、日本語を使う人に内省できないなどとはとても言えないことである。すると、内省によるとは、それを学習年数で表してどれくらいを言うか、いや、それは生まれつきだとかいう人が出てくるので、生得言語だけで内省をするのはそれはそうだとして、内観法そのものを国語だけでいうのはおかしいことに気づくはずである。国語は日本語の名称を入れなかったので、日本語には国語があるが、国語はじつは、さとことばだったので、比喩的に言えば日本を知らないのである。知っていたとして、それは里ではない、どこか、自分たちがそう呼ばれていることも自覚しない言語であった。




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