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大喜利

2018-08-26 | 日本語百科

寄席芸となった。本来は、歌舞伎舞台の演目の切りから、その最終幕に呼び名がついた。切の文字を表記で変えて、喜利とし、テレビ、笑点の番組で知られるようになったのが、落語家たちの芸である。寄席で、とりの終わったあとにする演芸という説明、そのトリのいない場合の芸、大ぜいで珍芸、謎掛け、言葉遊びをするものとなっているようだ。芸であるか、遊びであるか、ともにことばの掛け合いである。お題を言うと、それに応じた即興のギリ、義理がある。

桂歌丸がその生涯の間際まで笑点の司会に芸の粋を、彼の求めたものを表そうとした。客が来なければいけない、客がいなければ廃れる、客が来るにはしゃれた芸でありたい、ということだったろうか。




ウイキペディアより

寄席においてトリ(最後を飾る出演者)がいない場合、それに代わる最後の演目として観客へのいわばアンコールに相当するサービスとして行われていたもの。余興として、その日の寄席の複数の出演者が再び登場し、観客からテーマをもらって互いに芸を競い合った。

歌舞伎の「大切」(一日の興行の最終幕最後の場面)にちなんだ名であり、「喜利」は客も喜び、演者も利を得るという意味の当て字である。このように「大喜利」は寄席のプログラムを指す言葉であったが、そのうち出し物そのものを表す語となっていく。

大切(おおぎり)

歌舞伎で、一日の興行の最終幕最後の場面。一幕ごとの最後の場を切(きり)と呼ぶことに対応する。江戸時代後期までは二番目狂言世話物の最終幕を指したが、幕末になって二番目狂言のあとに一幕物がつけられるようになるとこれを指すようになった。このため両者を区別して、前者のことを二番目大切(にばんめ おおぎり)、後者のことを切狂言(きりきょうげん)と言分けることもある。なおこれを「狂言」とはいっても、その内容としては舞踊劇や所作事が多いのが切狂言の特徴だった。


大喜利とは (オオギリとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
dic.nicovideo.jp/a/大喜利
2017/05/28 - 大喜利とは、複数の出演者(回答者)が観客や司会者からお題をもらって芸を披露する演目である。 概要 観客や司会者がお題を与え、複数の回答者が謎掛けや川柳・都々逸などの芸を披露する。 元来は寄...

TV番組『笑点』(日本テレビ)においては「演芸」「大喜利」の二部構成によって長年放送している。
『笑点』の「大喜利」では、お題に対して良回答には座布団を与え、良くない回答ならば座布団を没収するというシステムを取っている。
このシステムは他のバラエティ番組等でも参考にされ、同様のやり方が「大喜利形式」として一般化している。


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