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反省の民族

2015-05-17 | 日本語文法
反省はあらため考えることのとらえ方になる。
この意味の前提には、よくなかった点を考える、と言うことがある。

はたして、Weblio類語辞典を見ると類語には内観、内省、自省など、また想起 、 追想、追憶、反省、思い返し、思い起こし、懐古、回想、回顧、振り返りなどが意義のグループとなり、さらに、改悟、懴悔、改悛の情、改悛、懺悔の念、悔悛、改心、反省、反省の情、悔恨、慚愧の念、慙愧の念などの語義もグループになる。

自己省察、自省、反省、内省、自戒することのできる、
その反省とはどうであろう。

この語にまつわる教育は、論語を引用しての、吾、日にみたび省みる、吾身を、と言うのがあり、おおくわたしたちには、この思いを教えられてきている。



さん‐せい 【三省】
解説・用例
〔名〕
(「論語‐学而」の「吾日三省吾身」による)
一日三たびよく反省すること。幾度もわが身をかえりみ戒めること。さんしょう。


>曾子曰く、吾、日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀(はか)りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしか。



http://www.dictall.com/st/55/87/5587449E61B.htm

Every day I examine myself time and time again: Have I been unfaithful in giving counsels to others? Have I been insincere in getting along with my friends? Have I failed to review what I have been taught?
吾日而三省吾身;为人谋而不忠乎?于朋友交而不信乎?传而不习乎?



三省吾身英文 - 查查在线词典
www.ichacha.net › 英语翻译

三省吾身英文翻译:reflect on oneself three times a day



はん‐せい【反省】
[名](スル)
1 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。「常に―を怠らない」「一日の行動を―してみる」
2 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。「―の色が見られない」「誤ちを素直に―する」


日本大百科全書(ニッポニカ)
反省 はんせい reflection
ラテン語レフレクシオreflexio(曲がり戻ること)に由来し、光に関しては反射を意味する。一般に思惟(しい)が直接に対象にかかわるのではなく、そこから自己へと立ち返り、思惟作用そのものを対象とすることをいう。スコラ哲学での第二志向は反省に対応している。ロックは外的可感的事物にかかわる感覚と、心の内的作用についての反省とを区別し、この二つがすべての知識の源泉であるとした。以上の反省概念が意識の次元であるのに対し、ヘーゲルにおいては「他在から自己自身への反省(還帰)」が存在の次元で考えられている。哲学が事象そのものの探究であると同時に、探究それ自身、すなわち自己自身を問い直す営みである限り、自己へと還帰する反省をけっして欠きえないであろう。
[細川亮一]


大辞林 第三版の解説
はんせい【反省】
( 名 ) スル
①振り返って考えること。過去の自分の言動やありかたに間違いがなかったかどうかよく考えること。 「自らの行為を-する」 「 -の色が見えない」 「 -を促す」
②〘哲・心〙 〔reflexion〕 注意・感覚・思考など,意識の作用を自分の内面,自己自身に向けること。何らかの目的や基準に照らしつつ行われる判断であり,普遍原理の窮極的把握そのものとは区別されることが多い。ヘーゲルがカント・フィヒテなどの哲学を,現実の具体性にいまだ媒介されていない抽象的な内省,理性に至らぬ悟性的思惟による反省哲学と呼んだのはその意味による。




研究社 新和英中辞典
はんせい1 反省
searching one's conscience
【形式ばった表現】 self‐examination
反省する
think something over; search [examine] one's conscience; 【形式ばった表現】 reflect on one's past conduct
〈後悔する〉 regret; be sorry 《for》
反省を促す
call on somebody to reflect on his past conduct
用例
彼には反省の色が全くない. He shows no sign of regret [remorse] (for what he did).
反省会
a meeting for reviewing 《the past activities of the club》.




オンライン英会話Pinas Academy Pinaさんのブログ > 英会話 > 今日の勉強 > 「反省する」って英語で言うと?
http://pinasacademy.com/englishconversation/english/today_study/7464

「反省する」って英語で言うと?
「あなたは反省すべきです。」って言いたかったのですが、「反省する」の表現がわかりませんでした。「」You should learn more.」という様な表現などを使うことがあります。早速、調べました。

英語には、日本語の「反省する」とほぼ同じ様に使える単語はない様です。「反省する」と同じ様なニュアンスを表す工夫が必要です。

reflect – – (自動詞)よく考える、思案する、熟考する

私は反省する。
I will reflect up it.

私は自分の行いを反省したい。
I want to reflect on my actions.

あなたはそれを反省するべきです。
You should reflect on that.

ケイリーはおそらく反省しなかった。
Kaylee probably didn’t reflect upon herself.

私たちは、遅刻したことを反省すべきだ。
We should reflect on the fact that we were late.

 learn a lesson – – こりる、いい薬になる、良い薬になる

反省したか?
What did you learn?
*直訳は「あなたは何を学んだ?」です。

反省したか?
Did you learn anything?
*直訳は「あなたは何か学んだか?」です。

彼が反省したことを望む。
I hope he learned a lesson.
*直訳は「彼が学んだことを望む。」です。

私は反省しています。
I deeply regret what I’ve done.
*「regret」は、「後悔する」という意味です。
*直訳は「私の行ったことを深く後悔しています。」です。

私は反省しています。
I realized and regretted what I had been doing.
*直訳は「私のしたことを認め、後悔しています。」です。

私は反省しています。
I am so sorry for what I did to you.
*直訳は「私は自分があなたに対して行ったことを、本当に申し訳なく思います。」

あなたは反省していますか?
Are you sorry?
*直訳は「あなたはすまないと思っていますか?」

「反省する」から、「反省したことでどうなったか」を考える方が良いように思いました。

反省して熟考したならば「reflect」、
反省して学んだのであれば「learn」、
反省して後悔しているのであれば「regret」、
反省したことで謝罪の気持ちを表したいのであれば「sorry」「apology」、
などで表現することになります。

特に、その反省に「罪の意識があるのかどうか」、「謝罪の気持ちがあるのかどうか」をはっきりすることで、選択する表現を選ぶことが大切です。

個人的には、深刻で無い問題には「I learned.」で、「私は(反省して)学びました。」の表現を使いたいと思いました。






新進気鋭の学者による自虐でも自賛でもない韓半島史
朝鮮日報
... 日本で出版した『異国征伐戦記の世界』が、外国人としては初めて日本古典文学学術賞を受賞した。漢文・日本語・中国語・満州語の読解能力を駆使して複数の ...
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000302-chosun-kr

新進気鋭の学者による自虐でも自賛でもない韓半島史

壬辰(じんしん)倭乱から現代まで、500年間世界とどのように向き合ったかを分析
「日本が壬辰倭乱を起こし、朝鮮で大陸と海洋の勢力が初めて衝突」

【新刊】金時徳(キム・シドク)著『東アジア、海洋と大陸が出合う』(メディチ社)

 若い学者の熱意は大変なものだ。ソウル大学奎章閣韓国学研究院の金時徳助教授(40)は、ここ3年、毎年本を出している。日本の古文献や文学・演劇作品などで壬辰(じんしん)倭乱(文禄・慶長の役)がどのように認識されていたかを分析した『彼らが見た壬辰倭乱』(2012)、『懲ヒ録』(ヒは比の下に必)の各種版本を検討して解説を加えた『校勘・解説 懲ヒ録』(2013)、日本の古い資料に載っている挿絵を通して壬辰倭乱の様子を復元した『絵になった壬辰倭乱』(2014)などだ。これらの著作は、韓国人の視線ではなく外から見る目を通して、16世紀に起こった国際戦争に対する認識の地平を拡大した。11年には、日本で出版した『異国征伐戦記の世界』が、外国人としては初めて日本古典文学学術賞を受賞した。漢文・日本語・中国語・満州語の読解能力を駆使して複数の文献を互いに検証し、韓国の歴史を世界史的観点から実証する研究を行っている。
 金助教授は「現在はロシア語を学んでいる」と語った。高麗大学日文学科を卒業し、日本の古文献研究・教育機関「国文学研究資料館」で博士号を取得、2年前から現職にある。
 今回出版した『東アジア、海洋と大陸が出合う』では、壬辰倭乱から現代に至る、ほぼ500年の歴史を取り上げた。長い期間を対象とする歴史研究は、場合によっては荒唐無稽な巨大理論に陥る危険もあるが、韓国内外の資料を丹念に分析し、隅々までディテールを生かした記述をすることで、巨大史と微視史を絶妙に組み合わせた。本書を読んでみると、著者の博覧強記ぶりに感嘆させられる。今月1日、ソウル大学の研究室で会った金助教授は「韓国は、およそ900回も侵略の被害ばかりを受けてきた平和の国だとか、逆に広大な領土を持つ帝国だったという主張が一部に存在する。自虐的でも幻想的でもないやり方で、韓国が世界と出合ってどのように生きてきたのか、具体的に観察することが本書の目的」と語った。
同書は第1部から常識を打ち破る。韓半島(朝鮮半島)は、しばしば「地政学的要衝」といわれるが、16世紀に海洋勢力の日本が興隆するまでは、ユーラシア東部の辺境にすぎなかったと指摘している。大陸諸国は韓半島を何度も侵略したが、直接支配しようとはしなかったという。日本が壬辰倭乱を起こしたことで、韓半島は大陸勢力と海洋勢力が衝突する要衝へと浮上した。しかし21世紀の現代、状況は再び変わった。軍事・通信技術の発達により、日本・中国・ロシアなどは、あえて韓半島を経由して相手国に侵攻したり、不凍港を追い求めたりする必要がなくなったため、韓半島の地政学的位置も変化したという。

 金助教授は「韓半島の国家は、侵略を受けてきただけではなく、外部に侵攻したケースも少なくない」と語った。高句麗の領土拡張の過程で周辺民族がごっそりと姿を消したのはもちろん、朝鮮王朝時代前期には北方の女真族を徹底的に弾圧した。後に女真を統一した清(後金)の太祖ヌルハチは「ニンジンを採る女真人を、朝鮮側が殺している」と不満を爆発させた。朝鮮の軍隊が中国・北京に進駐したこともあった。丙子胡(こ)乱(1636-37年の清の侵略)後、清の人質となった昭顕世子は、朝鮮軍を率いて清の軍隊に追従し、明の首都・北京に入城した。昭顕世子に仕えていた臣下が書いた『瀋陽日記』は、この戦争の様相をリアルに記録している。金助教授は「米国の要請でベトナムに派兵したことが無意味ではなかったように、清の強要によるものだとしても、韓半島の軍隊が万里の長城を越えて北京に入城したことは、韓国の歴史上類例ない事件として記録する必要がある」と語った。

 一般の読者が戸惑うであろう部分も少なくない。「韓半島の住民は全世界で最も平和な人間で、いつも侵略を受け、その歴史は人類の歴史上最もむごいものだったといえるだろうか?」「現在の韓半島の独立と繁栄にとって直接的な脅威となる国は、日本ではなく中国」といった内容は、場合によっては、過去の日本の侵略行為に対して免罪符を与える主張と取られかねない。金助教授は「軍人・実業家を対象に講演を行った際、そういう声を聞いたこともあった。しかし誤解を受けるとしても、複雑な形で伝えるしかない真実もある」と語った。384ページ、1万6000ウォン(約1750円)。

李漢洙(イ・ハンス)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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