吾輩は猫である 漱石の漢字表記を読み仮名でみる。朝日新聞の連載、本文は岩波文庫版「吾輩は猫である」、新聞の連載をもとに採録する。 夏目漱石 吾輩は猫である 20
石「吾輩は猫である」:20
2016年5月3日
一斤(きん)
寂寞(せきばく)
誂(あつら)える
阿魔(あま)
嘲(あざけ)り
踏張(ふんば)る
御(お)めっち
後足(あとあし)で
浴びせ掛(かけ)る
間(ま)に
潜(くぐ)って
牛(ぎゅう)
覘(ねらい)に
家(うち)
傍(そば)へ
寄(よっ)て
見馴(みな)れぬ
小倉(こくら)の
袴(はかま)を
着(つけ)て
真面目(まじめ)そうな
書生体(てい)
角(かど)
春慶(しゅんけい)塗(ぬ)り
巻烟草(まきタバコ)入れ
越智東風(おちとうふう)
致候(いたしそろ)
主客(しゅかく)
午飯(ひるめし)
続(つ)ぎ足して
方(かた)
叩(たた)く
誂(あつ)らえない
捻(ひね)って
鴨(かも)
如何(いかが)
月並(つきなみ)
仏蘭西(フランス)
英吉利(イギリス)
天明調(てんめいちょう)
圧(お)した
這入(はい)る
大気えん(だいきえん)
何時(いつ)でも
洒落(しゃれ)
蛙(かえる)
花瓶(かびん)
気色(けしき)
本文は岩波文庫版「吾輩は猫である」から
石「吾輩は猫である」:20
2016年5月3日
一斤(きん)
寂寞(せきばく)
誂(あつら)える
阿魔(あま)
嘲(あざけ)り
踏張(ふんば)る
御(お)めっち
後足(あとあし)で
浴びせ掛(かけ)る
間(ま)に
潜(くぐ)って
牛(ぎゅう)
覘(ねらい)に
家(うち)
傍(そば)へ
寄(よっ)て
見馴(みな)れぬ
小倉(こくら)の
袴(はかま)を
着(つけ)て
真面目(まじめ)そうな
書生体(てい)
角(かど)
春慶(しゅんけい)塗(ぬ)り
巻烟草(まきタバコ)入れ
越智東風(おちとうふう)
致候(いたしそろ)
主客(しゅかく)
午飯(ひるめし)
続(つ)ぎ足して
方(かた)
叩(たた)く
誂(あつ)らえない
捻(ひね)って
鴨(かも)
如何(いかが)
月並(つきなみ)
仏蘭西(フランス)
英吉利(イギリス)
天明調(てんめいちょう)
圧(お)した
這入(はい)る
大気えん(だいきえん)
何時(いつ)でも
洒落(しゃれ)
蛙(かえる)
花瓶(かびん)
気色(けしき)
本文は岩波文庫版「吾輩は猫である」から