したつづみ、言いにくいが、食べてみて、おいしいことを表すには、それを打つわけだから言い得て妙である。
そうすると、どういうふうにするか、どういう音がするのかと、
辞書義によって、
舌鼓を打つ
1 あまりのおいしさに舌を鳴らす。舌鼓を鳴らす。「山海の珍味に―・つ」
2 不満げに舌打ちをする。「私は―・って引きかえして」〈宇野浩二・苦の世界〉、
とあるので、不満げ使うのには想像ができるので、これになるのかと思う。
そこで、舌で音を鳴らしてみると、不満げには音はならないから、舌うちと間違えそうである
。鼓の音がかなり明瞭であるから、それに似た音を工夫すると、舌を上側に、そこは硬口蓋になる、それで押し付けてはじくようにするとポンと音が鳴る。
そうならば、口つきを構えとして動かしていくと、ぺんぺんぴんぴんポンポンと連続して音が変化して鼓のような音になる。
これが舌つづみを打つということであるかと、合点すると、はて、おいしいときに鳴らすものだろうか、と連想を働か背て見る。
確かに、おいしいときの口つきの一つに、口をすぼめてほくほくとすることがある、そのときに鼓を打つと、低く小さくポンポンとなる。
これであろうとすると、大きく鳴らして得意げなふうになると、表現法としていろいろなことになりそうである。
大辞林 第三版の解説
したつづみをうつ【舌鼓を打つ】
①
おいしい物を味わった満足感を舌を鳴らして表す。
②
不愉快な気持ちを,舌を鳴らして表す。 「さりとは憎い奴と-・つ所へ帰りぬ/浮世草子・新色五巻書」
そうすると、どういうふうにするか、どういう音がするのかと、
辞書義によって、
舌鼓を打つ
1 あまりのおいしさに舌を鳴らす。舌鼓を鳴らす。「山海の珍味に―・つ」
2 不満げに舌打ちをする。「私は―・って引きかえして」〈宇野浩二・苦の世界〉、
とあるので、不満げ使うのには想像ができるので、これになるのかと思う。
そこで、舌で音を鳴らしてみると、不満げには音はならないから、舌うちと間違えそうである
。鼓の音がかなり明瞭であるから、それに似た音を工夫すると、舌を上側に、そこは硬口蓋になる、それで押し付けてはじくようにするとポンと音が鳴る。
そうならば、口つきを構えとして動かしていくと、ぺんぺんぴんぴんポンポンと連続して音が変化して鼓のような音になる。
これが舌つづみを打つということであるかと、合点すると、はて、おいしいときに鳴らすものだろうか、と連想を働か背て見る。
確かに、おいしいときの口つきの一つに、口をすぼめてほくほくとすることがある、そのときに鼓を打つと、低く小さくポンポンとなる。
これであろうとすると、大きく鳴らして得意げなふうになると、表現法としていろいろなことになりそうである。
大辞林 第三版の解説
したつづみをうつ【舌鼓を打つ】
①
おいしい物を味わった満足感を舌を鳴らして表す。
②
不愉快な気持ちを,舌を鳴らして表す。 「さりとは憎い奴と-・つ所へ帰りぬ/浮世草子・新色五巻書」