2018から2007では11であるから、正しく11年前という方がよい。ちなみに2006年は12年前だから、干支のめぐりである。2008年のこととなると、4月がごそりと抜けている記録の時期である。ここに何が起こったかと、10年のことを記憶としてたどっている。その1年前までは、つまり2007年は、そのときのようすを知らせてくれるものとなるが、記録には、できごとは何もない。
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休息日
2007年04月08日23:55
ゆっくりと過ごした日曜日となった
エンカウンターキャンプでさすが疲れたようだ
外気はあったかいが室内は冷える思いに
パソをさわって何かと下準備に追われる
統一地方選挙の投票日だった
定石どおりの結果となったようだ
東京都知事の票が早くに50%を超えた当確が出たので興味もうせたような
そういう高みの見物がいけない
主権者教育という見出しがトップ記事にあった
なにかと思えば選挙権の年齢引き下げで
高校教育で民主主義と参政権の行使について教え込もうというものだ
教育再生会議に議論が出ていないと解説するが、18歳で高校在学中に選挙を経験する生徒が出てくるわけだから、これはしっかりしてもらわねばならない
一人当たりの借金にすると地方財政の較差は500倍のようだ
格差となれば、住民一人当たりの地方債残高と、多いところで1150万から322万までが上位の10位
少ないところで2万から9万とみえるなかで
愛知の大口町は豊山町に続いて5位のランクだ
戦後レジームの脱却と唱えた首相の真意が図りかねると
従軍慰安婦問題の軍の関与について強制の有無の発言にも人々に不信と不安を、首相は与えている
アメリカが迎えようとする首相の訪米を前にして、のことだ
沖縄戦での自決に、これまた教科書の記述に軍の命令と右へならえをしていた記述から、一転してその表現が削除されたようだから、ここでも軍は関与しなかったとの歴史の書き換えがある
ときに強い決意で語られる党内の勢力に対する安倍さんのリーダーシップを取るその思いは体制改革にどう向かうのだろう
戦後体制を作ってきた民主主義と自由主義の結果に疑問をはさむという意味ではないにしても戦後レジームがさすのは安保でのデモを横目にした原体験である
そこに想像するに難くないのは右派と左派に別れて保守と革新のぶつかり合いに日本民族の対立構造を見て取ったのだろうか
対立を好まないゆえんはひといろに国民を染め上げる政治の手法となる、のは、危険だ
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研究会に
2006年04月08日23:27
週末の土曜日、朝7時に予定を立てて、京都までドライブをした
留学生と待ち合わせて京都橘大学の研究会に行った
といいながら、花見に醍醐寺、京都御所の春の一般公開に出かけてきた
天候が心配だったが、強い風で、空が黄色く見えた、黄砂だった
高速道路は順調、所定の時間で京都東インターまで、家族ともども、狭いながらもスパシオの走りは快適であった
午前中に醍醐寺で花見をと思っていたら、高速の出口で渋滞が出て、キュんキュん、サイレンが鳴って、案の定か、接触事故によるとわかって、やっと抜けたら、山科はこれまた花見渋滞だから、と想定範囲のことながら、醍醐寺は通過
すぐに地下鉄東西線で、乗り換えて烏丸丸太町へ
休日の観光はどうも地下鉄に限る京都市内になった
御所の一般公開は、これまた大変な人出だった
好天気に恵まれた人の列はいつもの公開風景
しかし風が強いのであれれと思っていた
建物がかすんで見えたのはのんびりとした陽射しに舞い上げる砂塵が上空の霞ともつかぬ覆われた気流に呼応してその古めかしさを感じさせたからだ
たてものは補修され内部の公開はいつもと同じ
それが風雪を感じるのは見る側からの気候の一瞬の厳しさだろう
それがかえって玉座を見たときに、もう骨董品としても耐えられないな、美術品にはなれない、と
いつまで明治大正の即位の儀式を宣伝し続けられるだろう
そのあと、また地下鉄でまた醍醐へ直行した
駐車場が無料とは驚きだけれど、これは意外と穴場
研究会に出席をして5時に終わって高速道を取って返し9時に戻った
まる12時間の日帰り旅行
中国語話者の日本語教育研究会と言うのだけれども、かつてからの研究会仲間がやっている
接続助詞の習得と日本語教科書の紹介があった
主宰者参加者に中国人日本語教師がいて、これで3回目
習得と簡単に言っているが、果たして、修得と違いはあるのか、混同していないか
つまり検証をするのにインプットとアウトプットはどう捉えているか
とか、日本語教師の日本語力を問いたいくらいの日本語程度の分析にあわせて対照研究をしている根本が必要だ
もうひとつ友人が教科書のコレクションを紹介したが、資料名称の日本話捷径が日本語捷径になっていたので発言をした
