ワクチン接種をしてすぐに15分、翌日には、そして3日後と、その変化があるようである。個人的な体調管理、体質にもよるところだろうが、月曜日は出勤で動き回って過ぎたし、散歩記録では、火曜日をはさんで日に5000歩超である。腕の上げ下げで鈍痛、痛くはないが二日ほど感じていた。水曜日には全身がけだるい、これが副反応と2日にはいろいろとあったような、それも収まって、いよいよ5日目となるとどうなるか。オンライン収録は職業柄にして切り抜け、平常に戻ったと判断をして、それでも、免疫反応となるのか。
*一般的に薬剤の場合は、投与した化学物質による期待される作用以外の作用. を意味する「副作用」という用語を用いるが、ワクチンについては生体の反応を促.すものであることから、「副反応」という用語が用いられる。
https://www.nakayamashoten.jp/support/books/73680-p83.pdf
>軽微な副反応への対応*2
局所反応(発赤,腫脹,硬結):発赤,腫脹は 3~4 日で消失するが,熱感,
発赤がひどいときには局所の冷湿布を行う.上腕全体,時には前腕にまで
及ぶ高度の局所反応には,受診させて保存的な加療(冷湿布,ステロイド
薬や抗ヒスタミン薬の塗布など)で消退する.次回は,深めに接種する.
硬結は次第に小さくなるが,1 か月後でもなお残る場合もある.これにつ
いては放置してよい.
発熱:発熱には,一般的処置として冷却,アセトアミノフェンなどの解熱
薬を投与する.他の原因による発熱も考えられるので観察が重要である.
>重篤な反応に対する対応
全身じんま疹:抗ヒスタミン薬を投与する.重症例にはヒドロコルチゾン
の静注か筋注を行う.
血管迷走神経反射:頭部を低くし,仰臥位で安静,長引けば酸素吸入.
けいれん:ジアゼパム注射液の静注または注腸投与.0.5 mg(0.1 mL)/kg.
アナフィラキシー:(ショック以外)それぞれの臓器の症状に対応する.
アナフィラキシーショック:症状を ❹ に,治療を ❺ に示す.
>予防接種後副反応報告制度
2013 年 4 月の予防接種法改正により,予防接種後副反応の報告制度が大
幅に変更された(予防接種法第 12~14 条).
薬事法に基づく添付文書において,「重大な副反応」として記載されている
症状については,重篤であり,かつワクチンと一定程度の科学的関連性が
疑われるものと考えられることから,副反応の報告基準(❻)に類型化して
定めることになった.