あれから、卒業52年、18歳からのいま、古希の会とでもいうところ、ドキドキと名付けられた。健康に過ごして、歩いていますか、よく眠っていますか、加えてドキドキしていますかとの幹事の問いかけである。卒業人数はおよそ600名の団塊直前の世代だったから、クラス数は11組までの、いまの少子化の時代には想像がしにくいだろう、そのうちの130数名の出席があった。まさに良きかな高齢者たちよと、リタイアをした者たちよと、50年のときはアッと飛んで行ってしまったようである。昼食の3時間に1次会、それから3時間近くの2次会は尽きぬ思い出語りであったろうか。物故者67、その裡に却って懐かしき名前を見出したりして、齢を身に沁みる思いである。ドキドキすることもあったのやら、なかったのやら、瞬時にして消え去った50年はまた、時の経過にそのままに横たわる黄昏であった。それにしても、平均寿命まではこのまま、変わらないのだろうなぁ。
52年目の同期会
18歳から52年は古希ばかりの集いである、新幹線で神戸生田神社会館まで日帰りをする
だんだんと、もういいかという、高校時代のころの思い出になってくる
50年周期で会っているから、2年後には、顔を見せない人の数が増えていく
それは物故者となるのだから、もういいかという、さみしさでもある
52年目の同期会
18歳から52年は古希ばかりの集いである、新幹線で神戸生田神社会館まで日帰りをする
だんだんと、もういいかという、高校時代のころの思い出になってくる
50年周期で会っているから、2年後には、顔を見せない人の数が増えていく
それは物故者となるのだから、もういいかという、さみしさでもある