思い入れがあるわけでもない。しかし、4月10日、この日が入学式だったりした思い出がある。学期始まりには桜の季節を過ぎて、初夏の到来を思わせた。関西でなくて、関東では4月1日入学式が行われたころ、入社式と合わせた新年度である。春休みが2週間ほど、いろいろな準備があったのだろう。7日に登校してとなると、先の入学式はそのあとだから、今から思うと、新入生を迎えるのは上級生だったりもする。
どうも、怪しげな記憶である。
コロナ禍にいまだ不安な日々、第4波は変異種による急な拡大を見せた。オーバーシュートには1000のポイントを超えようかと、大阪、神戸に拡がる。20代の若者に多いのはウイルスのとりつき方があるのだろう。英国、ブラジル、南アフリカとヨーロッパに及んだこの変異株は、どうして日本に入り来た、か。クラスターが次々に発生しているようなので、歯止めとなるのは何か。マスクが有効だったはず、それをほんの一瞬でも気を抜いた会食に、ウイルスが体内侵入を果たす。マスクは外せない。