漱石の文字遣い13

吾輩は猫である　漱石の漢字表記を読み仮名でみる。朝日新聞の連載、本文は岩波文庫版「吾輩は猫である」、新聞の連載をもとに採録する。 夏目漱石 吾輩は猫である　13


夏目漱石「吾輩は猫である」13
2016年4月21日

根津（ねづ）
池（いけ）
端（はた）
神田（かんだ）
待合（まちあい）
裾模様（すそもよう）
頗（すこぶ）る
喜多床（きたどこ）
剃（す）って
異（ちが）った
自惚（うぬぼ）れて
宝丹（ほうたん）
角（かど）
脊（せい）
撫肩（なでがた）
恰好（かっこう）
衣服（きもの）
昨夕（ゆうべ）
旅鴉（たびがらす）
皺枯（しゃが）れて
風采（ふうさい）
如何（いか）なる
懐手（ふところで）
御成道（おなりみち）
解（げ）しがたい
怒（おこ）って
肝癪（かんしゃく）
物外（ぶつがい）
薩張（さっぱ）り
行住坐臥（ぎょうじゅうざが）
行屎送尿（こうしそうにょう）
悉（ことごと）く
手数（てかず）
己（おの）れ
真面目（しんめんもく）
晩餐（ばんさん）
正宗（まさむね）
今朝（けさ）
晩酌（ばんしゃく）
独（ひと）り
喧嘩（けんか）
此所（ここ）