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こどもの日、お子たち

2013-05-05 | 日記
20130505子供の日   

こどもの日とは、国民の祝日の1つ、こどもの人格を重んじこどもの幸福をはかるとともに母に感謝する日、と1948年に定められた。

日本文化いろは辞典に、
こどもは、7歳までは神様の預かりものとされていたので、神仏へのお供え物などのそなえ、供するという意味の常用漢字の供を使用し、子供と表記されてました

とか、そうっだたのかなと、説明に感心したりして、こども、子ども、いずれであるかを、子供と書いてきた習わしを想う。

また、フリー百科に、

日本では、子供は親の所有物という感覚が強かった。子供は家を継ぐことが当たり前であり、親に絶対服従しなければならなかった。農村など貧しい家では、貧困に見舞われると身売りや奉公に出されたり、捨て子や間引きが行われたりした。

と、記されることがあり、日本における祝休日、こどもの日をしみじみと意義深く考えたい。

おなじく、その百科事典には次のように記す。

>教育、法律、行政文書などの世界では「子供」という表記を避けて「子ども」という表記を用いることが多い。
小中学校の国語の教科書では、学年や出版社によって「子供」「子ども」両方の表記がみられる。「子」は小学校1年生で、「供」は小学校6年生でそれぞれ読みを学ぶ漢字であり、小学校の5年生までは混ぜ書きの「子ども」表記である。しかし、中学3年生の全社の検定教科書に収録されている魯迅の『故郷』では、学校図書、教育出版、光村図書が「子供」としているのに対して、東京書籍と三省堂は「子ども」と表記している。

北海道教育大学で学生(114名)と小・中・高校等の教師(48名)を対象に行われた調査によると、「小・中・高等学校の指導」で最も適切なものを選ばせる質問では、「子ども」「子供」「両方よい」のうちで「子ども」を選んだ者が一番多く、学生では約72%、教師では約77%であった。教員採用試験の参考書でも、文部科学省の表記を根拠に「子ども」表記を推奨しているものがある。



こら
こたち
こども
こどもら
子どもたち

子等
子達
子供たち

とのニュアンスは微妙だ。

こら、こたち、こども、子どもたち、子どもら、と、この語の見せる姿は
                                     
                                     
                                    
それぞれに思いをはせる子供の日
子はまた児と書く

>子等(ら)を思ふ歌

瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食(は)めば まして偲はゆ
いづくより 来たりしものそ まなかひに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ
反歌
銀(しろがね)も 金(くがね)も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも

 筑前国守(ちくぜんのくにのかみ) 山上憶良


原文 思子等歌一首
    宇利派米婆 胡藤母意母保由 久利波米婆 麻斯堤斯農波由
    伊豆久欲利 枳多利斯物能曾
    麻奈迦比尓 母等奈可可利堤 夜周伊斯奈佐農
万葉集巻五-八〇二
反歌
    銀母 金母玉母 奈尓世武尓 麻佐礼留多可良 古尓斯迦米夜母
万葉集巻五-八〇三

大意  瓜を食べると子供のことが思われる。栗を食べると一層子供のことが偲ばれる。子等はどこから来たものであろうか。眼前にむやみにちらついて、安眠させてくれることがない。
銀も金も玉も子等の愛に比べれば、何になろうか。どんな秀れた宝も、子供には及ばない。




デジタル大辞泉の解説.
こ‐たち 【子▽達】
子供たち。関西では、「ども」に対する「たち」の敬意が残っていて、尊敬語・丁寧語として用いられる。「お―」


大辞林 第三版の解説.
こたち【子達】
子どもたち。関西地方では尊敬語・丁寧語としても用いる。 「お-」


こたち

http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-senoo/Ningen/joyuutati/sub_joyuutati.html
http://www.ajosc.org/report/pdf/2011/P082-083.pdf

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