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古典に見る病名史15

2013-09-20 | 病名のことば
戦国時代の武将、会津藩主、蒲生氏郷がもううじさと1556-1595は40歳で、大腸がんで死んだと推測している。。氏郷は信長、秀吉に仕え、35歳で92万石の大名になり、長生きをしなかったのが惜しまれた、名だたる武将であった。氏郷の病気について、医学天正記、に詳しい。その著者で名医の曲直瀬玄朔まなせげんさく が記している。
>顔色をみると、如何にも不調で、その色が黄黒で首筋の傍らの肉がやせ衰え、目の下にかすかな浮腫がある。これに腹が張ってきたり、手足がむくんできたら、かならずだいじになるから、よく考えて薬の進上をすべきだ

と、主治医の宗叔に助言している。、


徳川家康1542-1616は胃ガンで亡くなっただろうと推測している。元和げんな2年、1616年、75歳であった。原因はほかにも食中毒の説がある。家康はこの年、正月21日に駿府の近郊に鷹狩りに出かけたその夜に発病した。腹痛と食あたりの症状があらわれ、食欲を失い、胸がつかえ、嘔吐、咳が出た。家康は腹に塊がある、寸白だと自ら診断したりした。自身で調剤をするなど、医者の出す薬は飲まなかったようだ。万病円を自分で処方したのであるが、侍医は大毒である、飲むのを病めるように進言していた。

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