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AIが持つ道具

2024-02-25 | まさごと




 
電子計算機とのなれそめは何年前になるか。そも計算機というのでなくてコンピュータと言って計算をするツールに違いなくてもデータがなければただの箱と揶揄するようなころである。1970年代末に職を得たときに研究室に置くかどうかと始まった。それは事務用に設置するおおもとのマシンがあってそこからLANを引くようなことであった。アローンで使うには先の言の通り、いまから思えば海とか山とか物の行方もわからないのであったから、とにかくデータは何を箱に入れるか、プログラムを作るかどうか、計算機はメモリーとその処理によって人によって使われるのをまっていたかのようである。

そしてWWWのプロトコルがHTTPでコンピュタの世界をつなぐことになる。1989 年から 1991 年にかけてティム・バーナーズ=リーとそのチームによって開発されたと説明があるから、それまでTCP および IP プロトコルから格段の使い良さを示すことになる。ハイパーテキストを知るのは89年からである。実に懐かしい思い出で、HTMLのその原理と実習を講習会で学ぼうと東京の会場に週末に通ったことがある。フロッピディスクにそのタグ付けをするプロセスをコピーして89年に移った研究室に持ち帰ったものである。言わずともマッキントッシュのマシンで次なるステップを踏むころだった。

AIに道具、科学進歩貢献 日経囲みインタビュー記事の見出しである。道具をAIが持つというから、おやっとおもってみる。

>AIに「道具」、科学進歩貢献 人に代わり検索・計算
米新興CEOソーシャー氏
2024年2月25日
米オープンAIが文章から動画をつくる人工知能(AI)「Sora(ソラ)」を披露するなど、生成AIを巡るテック各社の動きが活発だ。技術進化の一角を担う検索サービスの米ユー・ドット・コムのリチャード・ソーシャー最高経営責任者(CEO)に展望を聞いた。
――どんなサービスを開発していますか。
「インターネット上の情報を検索できる対話AIをスマートフォンアプリやウェブサイト経由で提供する。

会員限定記事であるため、見出しとリードっぽく読むだけ、出なくて、紙媒体を復活して購入しているから、これは実は紙面で読んでいる。無料ページも10本までサイト上で読むことができるので、残り827字を開くことができる。次のように語るところを引用しよう。

>――米スタンフォード大の研究者でした。生成AIの発展をどう見ていますか。
「20年以上AI分野に携わっているが、スタートアップの立ち上げや製品の普及がこれほど速く進むのは初めてだ」
「重要なのは、AIが道具を扱えるようになったことだ。ただ雑談に応じるだけでなく、ネットで情報を調べ、コードを書いてプログラムを動かすといった作業ができる。生成AIの基盤である大規模言語モデル(LLM)は数学的思考や統計の扱いが苦手だが、プログラミングツールを与えると数学の問題にも正しい解答を導ける」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78736820U4A220C2EA5000/

人間が持つ道具、AIが持つ道具。この発想の転換は自然の成り行きのことだったのであるが、コンピュータに接し始めてからの新たなステー所の新鮮さがある。











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