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本質論議 

2024-05-29 | ほんとうのところは


 0529 大雨は北東へと速足だったようだ。台風はどこに行ったかと思わせる。青空がのぞいて、東海での線状の予想は外したと伝える。去年の6月のことを思い出せばそうでもある。しかし、地域によっては警戒を怠れない天気図である。それも見ていると岐阜では235ミリの記録とか言っている。


ことば観といってみて、言語観なり、本質観なり、それぞれ用語にこだわる。
時枝学説にのせられ、50年の洗脳状態のような、ソシュールのままに、構造主義言語学、機能主義言語学に関心を向けた。
ちょいとChatGPTに入れてみたら相変わらずのような、認知の観点が増えたぐらいの回答である。きょうのを引用する。

しかし認知にせよ、社会文化によるとなると、その言語について扱うにせよ、それには人間のうちにある言語、外にある社会文化現象として、言語本質にはかかわりにくい。認知が外界から寄せ来る言語の受け止め方に脳の反応をどう証明して理論化するかと思ってきたが言語慣行と経験を異にする学習者の認知理論には日本語教育で閉口したことがある。

さて本質論議のいくつかは日本語文法の分析にあたってのものであったから、それも端を発しての時枝学説の仮説にみることにその範囲がまず限られる。近代以降に文法論の嚆矢になる、思想を表す言語という本質をとらえた山田学説に、時を経て、橋本学説の音韻に分析をした、実は意味が機能する本質論に、それを受けての言語学による本質の解説があった。
実はそれまでにも日本語文法の分析には文法学としての解説が多くみられたもので、どれも検討にあたいする。

詞辞に見る言葉のとらえ方が日本語の分析にもなって国語ではとうに自覚せられていたのであるからその説明には文法学説にどう当てはまったか。それが概念を経る過程にあるという仮説では実質概念と機能概念とでもいうことになる言葉の見方で句になるというので、入子型の心太では風呂敷に包むたとえで分かったようなことになる。句はそも句切れによる意識があるから,さも心の声がくるんでしまうことにも、しもすれば日本語なのであろうか。すも、せも、というは、ないかな。



山田文法 観念語 自用語 概念語 陳述語


     関係語
橋本学説 詞 辞 学校文法に採用された文節 自立語付属語と説明される
  言語の外形である音声に重きを置いて体系を立てて形式主義とみなされる


時枝学説に見る山田学説の評価  
>泰西の心理學論理學を斟酌 思想の方面を重視 内容主義
 文法學は言語を思想に應じて運用する法則を研究するもの
  https://www7b.biglobe.ne.jp/~w3c/kotoba/YAMADA/about.html
  山田孝雄の文法



>言語本質観について説明をお願いします。
ChatGPT
言語本質観とは、言語の本質やその性質についての理論的な観点や考え方を指します。言語学や哲学において、言語の本質に関する議論は多岐にわたり、さまざまな視点から考察されています。以下に主要な言語本質観をいくつか紹介します。
1. 記号論的観点
言語を記号の体系として捉える視点です。ここでは、言語は意味を伝達するための記号(単語や文)で構成されるとされます。記号論的観点では、記号とその意味(指示対象)との関係が重要視されます。
ソシュールの記号論:フェルディナン・ド・ソシュールは、言語を「シニフィエ(意味内容)」と「シニフィアン(音声や記号)」の関係として捉えました。言語は任意的(恣意的)な記号のシステムであり、社会的な慣習によって成り立つとしました。
2. 構造主義的観点
言語を一種の構造(体系)として分析する視点です。言語の内部構造や規則性に焦点を当て、その体系的な性質を解明しようとします。
生成文法:ノーム・チョムスキーの生成文法理論は、言語の普遍的な構造を解明しようとする試みです。チョムスキーは、人間の脳には生得的な「普遍文法」が存在し、それが個々の言語習得を可能にするとしました。
3. 機能主義的観点
言語の使用や機能に焦点を当てる視点です。言語はコミュニケーションの道具としての機能を果たすために存在し、その実際の使用状況や目的に基づいて分析されます。
機能主義言語学:言語の文法や構造はその使用に基づいて形成されるとする理論です。言語の形式はそのコミュニケーション上の必要性や目的に応じて変化する、とする見解が強調されます。
4. 認知主義的観点
言語を人間の認知能力の一部として捉える視点です。言語は人間の思考や認識のプロセスと密接に関連しており、その理解には認知科学的なアプローチが必要とされます。
認知言語学:言語の意味や構造は、人間の認知能力や経験に基づいて形成されると考えます。メタファーやイメージ図式といった概念が、言語理解の鍵となるとされます。
5. 社会文化的観点
言語を社会や文化の一部として捉える視点です。言語はその使用者の社会的・文化的背景と密接に関連しており、その理解には社会学的・文化人類学的な視点が重要です。
社会言語学:言語の使用状況や変異、方言、社会階層、ジェンダーなど、社会的な要因が言語に与える影響を研究します。
これらの観点は互いに排他的ではなく、言語の多面的な性質を理解するためには複数の視点からアプローチすることが有効です。言語の本質についての議論は、言語学のみならず哲学、心理学、認知科学などの幅広い分野で行われており、継続的な研究が進められています。






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