ホーム > いざない > 漢文と日本文化 > 主謂主語句(ネクサス主部) 第一部 日本文化と漢字・漢文 第五章 読解のための漢文法入門 第3節 主謂短語 サイトの解説を学習する。ここに記して謝意を申します。
http://kambun.jp/izanai-index.htm
(2)主謂主語句(ネクサス主部)
主謂短語 ネクサス が、謂語、述部となる主謂謂語句
婦人足踏水車、手猶績麻不置。(陸游、入蜀記 6月8日)
主語(主部) 婦人
謂語(述部)=聯合短語 足踏水車、手猶績麻不置
謂語(述部)=主謂短語 足 踏 水車
謂語(述部)=主謂短語 手 [猶] 績 麻 [不] 置
主語、婦人 に対して、二つの主謂謂語
複句である。
主語(主部) 足
謂語(述部)=主謂短語 踏 水車
主語(主部) 手
謂語(述部)=主謂短語 [猶] 績 麻 [不] 置。
定中短語としての之字短語
之字の前に主謂短語 ネクサス がくる場合
之字短語、定中短語の構成要素としてのネクサス
余至扶風之明年、始治舎。(蘇軾、喜雨亭記)
主謂短語を構成要素とする之字短語、定中短語が謂語に含まれている例
天下畏皐陶執法之堅。(蘇軾、刑賞忠厚之至論)
之字短語が、主謂短語 ネクサス となる場合
之字短語が主謂短語となる場合、之字の前の詞が主語、之字の後の詞が謂語、述語の働き
※許仰民氏は、こうした主謂短語を「関渉詞組」と名づけています。同氏著『古漢語語法新編』(中国:河南大学出版社)228ページ以下を参照。
之字短語が主謂短語となっている、とは
人之生也 柔弱。(老子 第76章)
之字短語が主語になっている場合
A之B也 C A の B するや Cなり。
人之生也 主語
柔弱 謂語
※李佐豊著『古代漢語語法学』(中国:商務印書館、340ページ)も参照。
第3節 主謂短語(ネクサス)
(1)主謂短語(ネクサス)
(2)主謂主語句(ネクサス主部)
(3)主謂謂語句(ネクサス述部)
(4)之字短語(定中短語)の構成要素としてのネクサス
(5)之字短語がネクサスとなる場合
(6)之字短語がネクサスとなる場合2 「於」の用法
(7)之字短語がネクサスとなる場合3 主謂主語+主謂謂語
(8)之字短語がネクサスとなる場合4 介詞+主謂主語
(9)主謂賓語(ネクサス目的語)について
(10)主謂賓語(ネクサス目的語)による使令句(使役文)
(11)有無句の主謂賓語(ネクサス目的語)
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(2)主謂主語句(ネクサス主部)
主謂短語 ネクサス が、謂語、述部となる主謂謂語句
婦人足踏水車、手猶績麻不置。(陸游、入蜀記 6月8日)
主語(主部) 婦人
謂語(述部)=聯合短語 足踏水車、手猶績麻不置
謂語(述部)=主謂短語 足 踏 水車
謂語(述部)=主謂短語 手 [猶] 績 麻 [不] 置
主語、婦人 に対して、二つの主謂謂語
複句である。
主語(主部) 足
謂語(述部)=主謂短語 踏 水車
主語(主部) 手
謂語(述部)=主謂短語 [猶] 績 麻 [不] 置。
定中短語としての之字短語
之字の前に主謂短語 ネクサス がくる場合
之字短語、定中短語の構成要素としてのネクサス
余至扶風之明年、始治舎。(蘇軾、喜雨亭記)
主謂短語を構成要素とする之字短語、定中短語が謂語に含まれている例
天下畏皐陶執法之堅。(蘇軾、刑賞忠厚之至論)
之字短語が、主謂短語 ネクサス となる場合
之字短語が主謂短語となる場合、之字の前の詞が主語、之字の後の詞が謂語、述語の働き
※許仰民氏は、こうした主謂短語を「関渉詞組」と名づけています。同氏著『古漢語語法新編』(中国:河南大学出版社)228ページ以下を参照。
之字短語が主謂短語となっている、とは
人之生也 柔弱。(老子 第76章)
之字短語が主語になっている場合
A之B也 C A の B するや Cなり。
人之生也 主語
柔弱 謂語
※李佐豊著『古代漢語語法学』(中国:商務印書館、340ページ)も参照。
第3節 主謂短語(ネクサス)
(1)主謂短語(ネクサス)
(2)主謂主語句(ネクサス主部)
(3)主謂謂語句(ネクサス述部)
(4)之字短語(定中短語)の構成要素としてのネクサス
(5)之字短語がネクサスとなる場合
(6)之字短語がネクサスとなる場合2 「於」の用法
(7)之字短語がネクサスとなる場合3 主謂主語+主謂謂語
(8)之字短語がネクサスとなる場合4 介詞+主謂主語
(9)主謂賓語(ネクサス目的語)について
(10)主謂賓語(ネクサス目的語)による使令句(使役文)
(11)有無句の主謂賓語(ネクサス目的語)