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日本語文法の説5 語の類

2019-06-05 | 日本語文法

品詞分けに形態意味職能による分類、意味と職能を文法機能として、さらに文法性質によって分けるとすることが多くなってきた。その文法的性質には活用の有無をも含めて説明するから、それがわかりよいとなってしまったのだろう。形式は語形のことであるから活用をしない言語などに比して特徴があるものの文法説明になるものではない。品詞は語のことを、翻訳概念に作ったものである。それは、話の部分に分けることから、それによって種類をつくる語群になる。日本語文をその手続きで分けるなら、よく知られた学校文法の文節概念としての品詞分けする語が析出される。つまり、文の働きにおいて職能とは語と文法機能を表す部分、話の切れ目になる。書き方によって、そこにスペースができる文の切り方である。



出典:デジタル大辞泉(小学館)
《parts of speech》文法上の職能によって類別した単語の区分け。国文法ではふつう、名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞・助動詞・助詞の11品詞に分類する。分類については、右のうち、形容動詞を認めないものや、右のほかに数詞を立てるものなど、学説により異同がある。


出典:類語例解辞典(小学館)
関連語 体言(たいげん) 用言(ようげん) 名詞(めいし) 代名詞(だいめいし) 動詞(どうし) 形容詞(けいようし) 形容動詞(けいようどうし) 副詞(ふくし) 連体詞(れんたいし) 接続詞(せつぞくし) 感動詞(かんどうし) 助詞(じょし) 助動詞(じょどうし)
[意味]
文法上の意義、職能、形態などから分類した単語の区分け。

関連語
(体言) 自立語(=単独でも文節を構成することのできる単語)の中で、活用がなく主語となり得るもの。名詞、代名詞など。⇔用言。
(用言) 自立語の中で、活用があり、その動作、存在、性質、状態を叙述する働きをもつもの。動詞、形容詞など。⇔体言。
(名詞) 事物の名を表わす語。また、事物の状態などを名付けていう語。普通名詞、固有名詞、抽象名詞などがある。
(代名詞) 人、事物、方向などを、固有の、また、一般の名称を用いずに、直接個別にさし示すのに用いる語。「彼」「彼女」などの人称代名詞、「ここ」「それ」などの指示代名詞などがある。
(動詞) 用言に属し、ウ段で終止する語。事物の動作、作用、存在、状態などを表わす。
(形容詞) 事物の性状、または事物に対する感情を表わす語。現代語では、終止形が、「美しい」「小さい」のように「い」で終わる。
(形容動詞) 事物の性質、状態を表わす語。「形容詞」とは活用を異にする。現代語では、終止形が、「きれいだ」のように「だ」で終わる。
(副詞) 自立語で、活用がなく、主語にならない語のうちで、主として用言を修飾する語。
(連体詞) 自立語で、活用がなく、もっぱら体言を修飾する語。
(接続詞) 二つ以上の語、文節、文などを接続する働きをもち、後に述べられる事柄が、前に述べられた事柄に対してどのような関係にあるかを示す語。「だから」「しかし」「また」など。
(感動詞) 感動、呼びかけ、応答などを表わす語。「おや」「まあ」「はい」など。
(助詞) 付属語(=単独では文節を構成せず、常に自立語に付属して用いられる語)の中で活用のないもの。自立語どうしの関係を示したり、一定の意味を加えたりする。
(助動詞) 付属語の中で、活用のあるもの。他の自立語につき、叙述の意義を補ったり、話し手の判断の性質を表現したりする。


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