万葉秀歌のひとつ、額田王が作る歌、これはあでやかな歌である。
第20番歌、すめらみこと、蒲生野に遊猟したまふ時に、と題詞に見える。
第21番歌には、ひつぎのみこの答えたまふ御歌、とある。
そして、明日香の宮に天の下知らしめす天皇、おくりなして天武天皇といふ、とある。
天皇と皇太子は、すめらみこと、ひつぎのみこ、それぞれ、天智天皇と皇太弟、大海人皇子である。
あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりはみずや きみがそでふる
むらさきの にほへるいもを にくくあらば ひとづまゆゑに あれこひめやも
歌の引用は国歌大観番号、角川日本古典文庫を用いる。
この書の注釈と解説による。
伊藤博校注 万葉集 上下巻 角川書店
第20番歌、すめらみこと、蒲生野に遊猟したまふ時に、と題詞に見える。
第21番歌には、ひつぎのみこの答えたまふ御歌、とある。
そして、明日香の宮に天の下知らしめす天皇、おくりなして天武天皇といふ、とある。
天皇と皇太子は、すめらみこと、ひつぎのみこ、それぞれ、天智天皇と皇太弟、大海人皇子である。
あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりはみずや きみがそでふる
むらさきの にほへるいもを にくくあらば ひとづまゆゑに あれこひめやも
歌の引用は国歌大観番号、角川日本古典文庫を用いる。
この書の注釈と解説による。
伊藤博校注 万葉集 上下巻 角川書店