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名古屋弁

2017-06-30 | 日記


>ゼミの学習とゼミタンパ
2006年06月30日23:51

6月も尽きる日、おそくまでもえて、お誕生日おめでとぉう!
その企画は1ヶ月の隠密作戦に用意周到であったと思う
横断幕に飾りつけはわが研究室を彩って朝から決行された
授業は5時間目があるのでタンパはその後に行われた

人々の絆は家族にある、家族を出ると社会にある、社会を出ると、そこには地域を越えた何かが生まれるだろうか
家族が祝う誕生日のあったかみは感情の齟齬なく通い合う
そこに違和感を持つなら愛情のよってくるところだ
家族に祝いがあり、社会に同じものがあるなら、それは友情のもととして祝う誕生会だろう

その誕生会を絆として仲間はひと時を過ごし信頼を深める
楽しい想いは大事にあたためられて日々の糧となる
社会が社会であるのは利害関係にあるだけではない
その社会を越えて地域に結びつくは異郷の地にあって祝う誕生日だ

その恩恵を受ける人はふるさとの家族を思い友人を思う
愛情と友情はさらに隣人愛から巡り来る
わたしたちがそこに思いを馳せるは共有する感情があるからだ
ゼミタンパは宵に集う仲間のひと時であった

名古屋弁を卑下するに及ばない
誰もそう想いはしない
方言のもつ
ぬくもりだ

漫画の吹きだしを方言のニュアンスでとるなら
それは代表作、名場面への思いがあるだけに
変わってしまうとアニメを思って語る
しかしそれを知るものと知らざるものとの差で名古屋弁のダンクはスパークした

発表者は、ここは方言に変わらない
どうしても語尾を変えてしまうだけになりがちだ
イメージが異なる
と、通詞のように言う

見事なイントネーションに
聞きほれていて
それで何かが異なるとは
名古屋弁でしか語れぬ、ステレオタイプの聞き手のわたしの耳には、てんむす、きしめん、味噌煮込み、味噌カツなのか

そうではない
方言がもって来た
地域の情である
名古屋の人は自らのことばの美しさに気づいている

聞いていて、方言の見事さに、それがインフォーマントとして保たれていくところに
バイリンガルの響きに伝え行くは地域集団であり知り合う言葉の血脈である
今の世代は1980年代生まれであって、1960年代初頭のそしてさらに1940年代の世代を継承する
ちょうど高度経済成長期の親は、テレビアニメが始まって新たな文化が胎動をして、そこに子育てをして、どっぷりと映像につかってきている

方言の響きは心地よく、やさしい


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