goo blog サービス終了のお知らせ 

現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

トランプ政権

2017-08-19 | きょうのニューストピック

トランプ政権を語るに、そのひとり、バノン氏である。最も危険な男、トランプ氏の頭脳、影の大統領、と言われてきた。大統領首席戦略官であり、上級顧問であったが、更迭された。スティーブン・バノン氏は排外主義的な米国第一政策の推進役であった。白人至上主義的な視点で報じるニュースサイト、ブライトバートを主宰してきたので、そこの編集に戻って、外からトランプ政権を支えるという。選挙の時から、メキシコ国境の壁建設、イスラム圏からの入国制限、温暖化対策の国際ルールであるパリ協定離脱、中国に対する強硬な貿易政策などのブレーンとして見られていた。このことでみれば、トランプ政権は発足から約7カ月のうちに、大統領首席補佐官、首席戦略官、国家安全保障担当補佐官という中核ポストが全員入れ替わる異例の事態となっている。




http://digital.asahi.com/articles/ASK8M0JBZK8LUHBI04Q.html?iref=pc_extlink
朝日デジタルより

バノン氏はインタビューで、ホワイトハウス内で対立する幹部らの名前を挙げながら「毎日が闘いだ」と政権内の確執を暴露。さらに「我々は中国と経済戦争中だ。北朝鮮問題は余興に過ぎない。軍事的解決などあり得ない。忘れて良い」と述べ、トランプ氏が排除していない軍事的解決を否定していた。

トランプ政権高官の辞任・更迭(日付は発表)
2月13日 フリン大統領補佐官(安全保障担当)
5月9日 コミー連邦捜査局(FBI)長官
  30日 ダブキ・ホワイトハウス広報部長
7月21日 スパイサー大統領報道官
  28日 プリーバス大統領首席補佐官
  31日 スカラムッチ広報部長
8月18日 バノン大統領首席戦略官



https://mainichi.jp/articles/20170819/k00/00e/030/300000c?fm=mnm
バノン氏、政権外から支援 「トランプ氏敵と戦争」
毎日新聞2017年8月19日 11時44分(最終更新 8月19日 11時44分)

 【ワシントン高本耕太】18日に米大統領首席戦略官を退任したバノン氏は、極右思想を掲げるニュースサイト「ブライトバート」の会長職に即日復帰。ブルームバーグ通信の取材に「トランプのため戦争をする」と宣言し、「敵は議会やメディア、大企業にいる」と述べた。トランプ氏の最側近として政策理念や中長期戦略を担当したバノン氏は今後、自身のメディアを通じた言論活動で政権を支援する構えだが、その過激な言動が政権の波乱要因になる危険性もはらむ。

 移民排斥などトランプ政権の過激な政策を主導してきたバノン氏を巡っては、保守穏健派も取り込んだ本格政権形成の妨げになるとして、更迭論が高まっていた。退任に追い込まれた形のバノン氏が「反トランプ」に転じるのではとの観測が広がっていることに関し、バノン氏はブルームバーグの取材に「誤解のないようにはっきりさせたい。私はホワイトハウスを去りトランプのため、彼の敵と戦争する」と強調した。

 一方で、バノン氏は保守系ウィークリー・スタンダード誌の取材に「自由の身になった私は再び武器に手をかけている。相手を破壊する」と宣言。政権内でこれまで対立してきたクシュナー上級顧問やマクマスター補佐官(国家安全保障問題担当)らを含め、バノン氏が「既得権益層」と批判する勢力に対して、大規模な批判キャンペーンを展開することを示唆した。トランプ氏支援を表明したバノン氏だが、今後の同氏の言動やブライトバートの報道が、さらなる政権の混乱を招くおそれがある。

 またバノン氏はスタンダード誌に「我々が誕生のために戦い勝利した『トランプ政権』はすでになくなっている」とも語り、「大統領を穏健路線に導こうとする動きが強まるだろう」と指摘した。米国第一主義の下、移民排斥や経済面での孤立主義など保守強硬の政策理念を共有してきたトランプ氏が転向したと判断すれば、トランプ氏への攻撃も辞さない姿勢を示したものとみられる。

 バノン氏は退任後、ブライトバートの編集会議にも出席。ブライトバートは18日配信の記事で「トランプ支持者たちは忍耐強く見守ってきたが、我々はドナルド・トランプが変節するか否か、近く知ることになる」と警告した。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。