現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

日本人の独自性

2016-09-13 | 日本・日本人
日本の独自性、日本人の独自性として、この語句をユニクな日本人とすると、ニュアンスが異なるようである。日本が独立し、わが道を歩むということでもなさそうだから、東洋にあって独自性を主張するのが明治来この方、脱亜入欧というふうに議論が行われてきた。その結果においては、日本文化の閉鎖性を開放しただけでなく、歴史に曲折を経てきているのは、独自性を追求するあまりに起こったできごととなった。それはユニークさとも異なるところである。



http://www.yamamotomasaki.com/archives/619
「日本人の独自性について」 ~日本人を危険に晒しているユニークさについて~
>日本人が意識していない日本人の独自性というものが、厳然と存在しているようだ。

そしてそのことが、日本という国、日本人の世界での生存を危ういものにしている可能性も否定できない。かつて、グレゴリー・クラーク氏が「ユニークな日本人」(講談社現代新書)という本で次のような論旨を展開したことがある。

 日本人のユニークさは、たんにヨーロッパ人と比してだけではなく、インド人や中国人と比しても際立っている。要するに日本人と非日本人という対比がいちばん適切なほどにユニークである。

私は、日本人のユニークさは狩猟・採集を基本とした「縄文文化」が、抹殺されずに日本人の心の基層として無自覚のうちにも生き続けていることが一番大きな要因だと考える。

日本語を母国語とすることによる脳の使い方の違いも考えるべきであろう。角田忠信博士が書いた「日本人の脳」という本はそのことを解明した画期的な本であった。

このことから日本語を使う日本人の脳は本来的にアニミズム的であり、多神教的であると言えよう。そして、おそらくは日本特有の言霊の概念もこの様な認識の上に成り立つ。<


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。