日本語文法論議23724
文章には文章を構成する下位単位がある。すぐにわかるのは文という単位である。文のほかには何があるか。日本語の句は文章を構成する単位になる。句は連文節として文における文節の単位に分けることができる。文節は句と文の下位単位であるから、文章の関係構成を持つと、文章は文節からなると見ることができる。それではそれぞれの単位相互にはどのような関係構成があるか。
文には文節単位に分けてその文節が文機能となるときの語と文節の単位のとらえ方があるが、語論において文節は語相当になるので、次のような文成分になる呼び方は文節という呼称をつけないで、主語文節、述語文節、目的語文節、補語文節などを主語、述語、目的語、補語などとすることができる。そして、修飾語文節を分析する。
句には句論にとらえられる修飾句、条件句、呼びかけ句、感動句、独立句を見ることができる。句論にのべるところ、日本語の句は表現要素がとくにみられる。句にはまた文章の機能として文と句の関係構成をとらえることができる