5輪開催についてあれこれと議論があって、開会の式典にもその演出者ひとりの解任という出来事があったりして、どうなるかという推移にも、観客がいない、反応が取れないなかでテレビ画面だけの観賞はどうなるかと思っていたのだが、わたしには５論開会に感動し、そのパラリンピックの閉会にも感激した。開閉会、併せて４回の競技場の演技を見たことに、何より、平面に映し出すプロジェクションマッピングの素晴らしさに驚いた。
花火、ドローン、点火式、そして地上の華やかさはそれに似合った素晴らしいものだった。通してみてしまって、いろいろと言われたことにはそれなりに受け止める情況があって、この全日程が安心安全そしてことなく滞りなく行われることは誰の力でもない日本国民のものであった。和を感じさせた。開会式に感想を言って恥だと言い放つ元大統領夫人タレントがいて、閉会式に、リハがあったから素晴らしいものになったとデーブがが言って、異文化視点を持つ方々の的外れな評があったことはまったく心外なこと、これではまともにメディアの伝える力もあたらない。
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は・じる【恥じる・愧じる・羞じる・慙じる】ハヂル
〔自上一〕[文]は・づ(上二)
①自分が劣っていることを意識して気がひける。過ち・欠点・罪などを悟って面目なく思う。古今和歌集恋「夢にだに見ゆとは見えじ朝な朝な我がおもかげに―・づる身なれば」。源氏物語橋姫「怪しくかうばしく匂ふ風の吹きつるを、思ひかけぬ程なれば、驚かざりける心おそさよと心もまどひて―・ぢおはさうず」。「罪を―・じる」
②自分の名誉・面目などを汚すことをはばかる。人の批評などを気にして尻ごみする。土佐日記「そもそもいかがよんだる、といぶかしがりてとふ。このわらはさすがに―・ぢていはず」。日葡辞書「ヒトメヲハヅル」。「―・じる様子もなく出しゃばる」
③(多く、打消を伴う)ひけをとる。劣る。源氏物語竹河「蔵人の少将の月の光に輝きたりし気色も、柱の影に―・づるにはあらずやありけむ」。保元物語「弓は養由をも―・ぢざれば」。「日本一の名に―・じない」
⇒恥あり
⇒恥隠る
⇒恥なし
⇒恥の上の損
⇒恥の上塗り
⇒恥の掻上げ
⇒恥の恥
⇒恥も外聞もない
⇒恥をかく
⇒恥を曝す
⇒恥を知る
⇒恥を雪ぐ
⇒恥を捨つ
⇒恥を見す
字通より
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耳＋心。〔説文〕十下に「辱（は）づるなり」
会意の字。ものに恥じる心は、まず耳にあらわれるものである
【恥辱】ちじよく はじ。はずかしめ。〔論語、学而〕恭、禮にければ、恥辱にざかる。
日国大
＞面目を失うこと。名誉を傷つけられること。侮りを受けること。不名誉。物笑い。また、弱味。恥部。
＊万葉集〔８Ｃ後〕三・四〇一「山守のありける知らにその山に標（しめ）結ひ立てて結ひの辱（はぢ）しつ〈大伴坂上郎女〉」
＊大唐三蔵玄奘法師表啓平安初期点〔８５０頃〕「謬って緇徒に歯はりて、慙（ハチ）有ること光替なり」
＊源氏物語〔１００１～１４頃〕桐壺「かかる折にもあるまじきはぢもこそと心づかひして」
恥
＞《解字》
会意兼形声。耳(シ゛)・(ニ)は、柔らかいみみ。恥は「心+音符耳」で、心が柔らかくいじけること。
学研漢和大字典
【恥】の熟語一覧
[国]【恥】はじ
[古]【恥】はぢ
[古]【恥し】やさし
[国]【恥じがまし】はじがまし
[国]【恥じらい】はじらい
[国]【恥じらう】はじらう
[国]【恥じる】はじる
[国]【恥じ入る】はじいる
[国]【恥ずかしい】はずかしい
[国]【恥ずかしがり】はずかしがり
[国]【恥ずかしがり屋】はずかしがりや
[古]【恥ぢ】はぢ
[古]【恥ぢがまし】はぢがまし
[古]【恥ぢらふ】はぢらふ
[古]【恥ぢ赫く】はぢかかやく
[古]【恥ぢ交はす】はぢかはす
[古]【恥づ】はづ
[古]【恥づかし】はづかし
[古]【恥づかしげなり】はづかしげなり
[国]【恥の上塗り】はじのうわぬり
[国]【恥の恥】はじのはじ
[国]【恥も外聞も無い】はじもがいぶんもない
[国]【恥をかく】はじをかく
[古]【恥を見す】はぢをみす
[古]【恥を捨つ】はぢをすつ
[国]【恥を雪ぐ】はじをすすぐ
[国]【恥を知る】はじをしる
[国]【恥を曝す】はじをさらす
[漢]【恥格】チカク
[国]【恥骨】ちこつ
[国]【恥辱】ちじょく
[漢]【恥辱】チジョク
[国]【恥知らず】はじしらず
[国]【恥曝し】はじさらし
[国]【恥部】ちぶ
[漢]【恥部】チブ
[古]【恥無し】はぢなし
[国]【恥毛】ちもう
[国]【花も恥じらう】はなもはじらう
[国]【花恥ずかしい】はなはずかしい
[国]【気恥ずかしい】きはずかしい
[国]【空恥ずかしい】そらはずかしい
[古]【散る花にたぶさ恥づかし奥…
[国]【小っ恥ずかしい】こっぱずかしい
[国]【小恥ずかしい】こはずかしい
[国]【心恥ずかしい】うらはずかしい
[古]【心恥づかし】こころはづかし
[国]【石痳の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ】せきりんのあじをなめてかいけいのはじをすすぐ
[国]【破廉恥罪】はれんちざい
[国]【聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥】きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ
[古]【夢にだに見ゆとは見えじ朝…
[国]【問うは一旦の恥問わぬは末代の恥】とうはいったんのはじとわぬはまつだいのはじ
[国]【旅の恥は掻き捨て】たびのはじはかきすて
[国]【羞恥心】しゅうちしん
[国]【会稽の恥】かいけいのはじ
[漢]【会稽之恥】カイケイのはじ
[国]【厚顔無恥】こうがんむち
[国]【国恥】こくち
[漢]【国恥】コクチ
[漢]【刷恥】サッチ
[国]【死に恥】しにはじ
[国]【据え膳食わぬは男の恥】すえぜんくわぬはおとこのはじ
[国]【生き恥】いきはじ
[国]【赤っ恥】あかっぱじ
[国]【赤恥】あかはじ
[漢]【赤恥】あかはじ
[漢]【雪恥】セッチ・はじをすすぐ
[国]【縄目の恥】なわめのはじ
[国]【破廉恥】はれんち
[漢]【破廉恥】ハレンチ
[漢]【報恥】ホウチ
[国]【無恥】むち
[漢]【無恥】ムチ・はじなし
[国]【廉恥】れんち
[漢]【廉恥】レンチ
[漢]【嬌恥】キョウチ
[漢]【愧恥】キチ
[漢]【慙恥】ザンチ
[漢]【罍恥】ライチ
[国]【羞恥】しゅうち
[漢]【羞恥】シュウチ
[漢]【詬恥】コウチ
[漢]【之罍之恥】ヘイのつくるはライのはじ
