句の機能というか、働きとする。句点はそこで句だと働く符号だからである。
国語では句の単位を文芸から説明することがある。音数律を以て音韻の切れを整える。その場合に体言止め、感嘆文の用法、感動を表す助詞などで句を分ける。五七調、七五調と学習をして5音とか7音とか、標語にもその調子をいれたりする。この音の切れはわかりよいので少しの違いがあっても言葉の連続に語のまとまりとしての単位を区切ることが可能だからそれを自然に思って国語の学習としてきた。その語句のまとまりに意味内容を添えると、句の連鎖においても、句が機能する。
語句というように漢語の影響に、辞賦にある切り方を学んできたのである。韻を踏む、音調をとる、そして語気を添える漢詩文の学習である。現代文では句子として単位が説明されている。