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中国の外相発言

2015-08-04 | しかじか
これは明らかに外交の手腕にある。外相は日本で大使をしていたとか、温厚な知日派であったようであるが、その発言には、注目することになる。その発言において、「70年前に日本は戦争に敗れた。70年後に良識を失うべきではない」「日本の政権を握る者は、胸に手を当てて自問すべきだ」「歴史の重荷を今後も背負っていくのか、過去を断ち切るのか」、ところ変われば、その人も変わるようだ。

かつて、全人代の記者会見で、王毅外相は「歴史認識問題が日中関係を困難にしている」「日本の為政者はこの問題でどう行動しているのか、自分の心に聞くべき」と述べて、

 王毅外相「70年前、日本は戦争に負けたが、70年後、再び日本は良識に敗れてはならない」

 さらに王毅外相は「加害者が責任を忘れなければ忘れないほど、被害者の傷は癒やされる」と述べ、安倍首相が戦後70年にあたり発表する談話を念頭に、村山談話などの歴史認識を修正しないようクギを刺した。



中国の王毅外相「日本は中国の台頭を直視すべき」―中国メディア
配信日時:2015年6月30日(火) 20時33分
http://www.recordchina.co.jp/a112825.html

>ロイター通信によると、王部長は「伝統的国際法に基づき、南沙(英語名・スプラトリー)諸島に対する中国の主権には十分な法理上の根拠と事実の根拠がある」と表明。「1000年以上前から航海大国だった中国は、当然南沙諸島を最も早く発見、利用、管轄した国だ」と述べた。

> 王部長は「第2次大戦時、日本が南沙諸島を侵略し占領した。第2次大戦終結後、中国政府はカイロ宣言、ポツダム宣言といった一連の国際条約・協定に基づき、法にのっとり、公に南沙諸島を取り戻した。当時中国と米国は同盟国であり、中国側人員は米国の軍艦で南沙諸島回復に向かった。1960年代に南シナ海で石油が発見されると、一部の国が南シナ海の島や礁を不法に侵略・占領、蚕食し始めた。したがって、事実上中国はこの問題の最大の被害者だ」と強調した。

>王部長は「日本と平和的に付き合う中国の政策に変わりはない」「だが日中関係の問題は根本的に言って、日本が最大の近隣国である中国の再度の発展と台頭を心から受け入れ、歓迎できるかどうかにある」「日本はまだこのための十分な準備ができていないようだ」と述べた。

>王部長が「日本が歴史問題をどう処理するかについて、国外的には参考にできる他国の経験があり、国内的には平和を訴える声が高まり続けている。日本の指導者は歴史の被告席に立ち続けることを選択するのか?それとも特にかつて日本に侵略され、傷つけられた国との和解実現を選択するのか?」と述べたことを報じた。




2015.8.4 08:19

中国の王毅外相、南シナ海問題「騒ぎ立てるな」ARF閣僚会議前に会見

中国の王毅外相は3日、マレーシアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議を前にシンガポールで記者会見し、南シナ海の領有権をめぐる問題について「悪意をもって騒ぎ立てることは受け入れられない」と述べた。

 中国外務省によると、王氏は会見で「会議の雰囲気を壊す者は責任を負わなければならない」と述べ、フォーラムで南シナ海情勢を大きな争点にしないよう牽制した。

 中国は南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で岩礁を埋め立てるなどして近隣国の反発を買っている。(共同)

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