ツイッター、ツイート、りツイート と、つぶやきになるもの、つぶやく、つぶやきかえす、140字に情報源を置いて連鎖する、SNS、ソーシャル ネットワーク サービスのひとつ。この つぶやき というとらえ方が、日本的になると、どうなるだろうか。
ウイキペディアに、
>サービス名のTwitterは英語で「さえずり・興奮」「無駄話」、または「なじる人・嘲る人」という意味である。
と解説があるような、まさに、話題によっては、なじり合う様子であるから、本来は相手に聞かせることを意図しないはずのつぶやく行為が、つぶやくことによって増幅して繰り返されるという、攻撃する言語の道具となった側面があり、その利用者数について、日本によって最大となっているのも、日本語のつぶやきが、無駄話の最たるものとなってしまっているのではないか。
つぶやくは、ひとりごと、小さい声で言うから、聞かせることは、自分に対してだけである。
ツイッターは、カタカナ語としての意味内容を、つぶやきとは異なる意味を表している。
ウイキペディアより
利用者数
>
2007年の全世界の1日ツイート数は約5000回ほど
2008年に入ると一気に1日30万回に
2009年には1日のツイート数が250万回を超える
2010年に入ると前年比1,400%の伸びとなる1日3500万回を記録
2010年6月には2010 FIFAワールドカップ開催の影響により全世界でのツイート数が1日6500万回を突破
毎秒750回のツイートがあった
2010年5月末に総投稿数が150億回
150億番目の投稿は日本の利用者によるもの
その後の2か月間でさらに50億回の投稿
日本時間の8月1日午前0時44分、日本の利用者による投稿で200億番目を記録
2010年7月1日、フランスの調査会社Semiocastが世界の地域におけるTwitterの投稿件数をまとめた調査結果を公表した。
2010年6月の投稿数は国別で世界全体の25%を占めた
アメリカ合衆国が1位となり、2位は全体の18%を占めた日本であった
3位以降はインドネシア、ブラジル、イギリスと続いている
また、ネットレイティングスが2010年6月末にまとめた調査で日本のTwitter利用者数は2010年時点で前年の19倍に達しており、実利用者数に限ればすでにアメリカ合衆国を追い抜いているとのこと
ウイキペディアより
>2006年7月にオブビアウス社(現:Twitter社)が開始したウェブサービス。同社の登録商標である。また、Twitterのロゴについてブランドガイドラインにおいて記載されたルールに準じ、使用することを求めている。サービス名のTwitterは英語で「さえずり・興奮」「無駄話」、または「なじる人・嘲る人」という意味である。Twitterでの短文投稿を指す「tweet」(ツイート)は「鳥のさえずり」(囀り)を意味する英語であり、日本語では「つぶやき」(呟き)と意訳され、少なくとも同言語話者のユーザーの間では定着している。
緩い「繋がり」(人間関係)[9]が発生し、広い意味でのソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) の1つといわれることもあるが、Twitter社自身は「社会的な要素を備えたコミュニケーションネットワーク」(通信網)であると規定し、SNSではないとしている。また、一部マスメディアによって「ミニブログ」 「マイクロブログ」といったカテゴリーに分類されることもあったが、Twitter社はそのように定義していない。
2016年7月26日時点のユーザー数は、全世界で3億1,300万人。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Twitter
Twitterとは - はてなキーワード - はてなダイアリー
d.hatena.ne.jp › はてなキーワード › ウェブ
>
主な用語
タイムライン (Timeline)
自分のフォローしているユーザーのツイートがリアルタイムで表示される。Twitterの基本画面。
現在ではプロモツイートやフォローした方がいいアカウントのツイート、人気があったり関連性が高いとTwitterが判断したツイートも流れる。
ツイート (Tweet)
1度に、140文字以内で文章を投稿する。写真や位置情報も同時に送信できる。投稿することを「つぶやく」「ツイートする」と言う。言葉の意味としては「さえずる」が近い。
リプライ (Reply)
他のユーザーのツイートに対して返信する機能。両者をフォローしていないユーザーのタイムラインには表示されない。
リツイート (Retweet)
他のユーザーのツイートを転載すること。投稿者のIDの前に「RT」「QT」をつける。
お気に入り (Favorite)
ブラウザーのブックマークに近い機能であり、はてなスターに近い機能でもある。
ダイレクトメッセージ (DM)
相互フォローしたユーザー同士でメッセージをやりとりする。他のユーザーからは見えない。
フォロー (Following)
ユーザーをフォローすることで、自分のタイムラインにそのツイートが表示される。
フォロワー (Follower)
自分をフォローしているユーザーのこと。
リムーブ (Remove)
フォローを解除すること。
ブロック (Block)
迷惑なユーザーなどのフォローを拒否し、自分のツイートを見えなくすること。ブロックされた場合はフォローが強制的に解除される。
ミュート(Mute)
リムーブやブロックをせずに、特定のユーザーのツイートをタイムライン上に表示させなくする。ミュートした相手には分からないようになっている。
Twitter用語
用語 意味
ふぁぼる お気に入りに追加する(favoriteのfavoが由来)
リムる フォローしているユーザーをリムーブすること
バズる Twitterで話題になること
フォロバ フォローしてくれた人に対してフォローし返すこと
爆発しろ 腹立たしく思うときに、相手や事象を指して使う言葉
片思い、片思われ 自分はフォローしてるけど、相手はフォローしてくれてない状態、相手はフォローしてくれているけど、自分はフォローしていない状態
相互フォロー お互いフォローしあっている状態
ついったったー、ついったらー Twitterにはまっている人たちのこと、またはTwitterをやってる人たちのこと
BOT APIを介して自動的につぶやき返すプログラム
tsudaる witterで生中継すること
パクツイ 他人のつぶやきをあたかも自分が考えたようにそのままツイートすること
スパブロ スパム報告した上でブロックすること
ツイ廃 常に状況をTwitterで実況しないと気が済まない人たち
http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300004-n3.html
朝日新聞記者ツイッターの「安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト大賞を発表…」 リツイート表示がなかったため炎上 記者「私の意見ではない」
> これに慌てたのか当該記者は「ネットメディアの記事の一つとして紹介しただけです。わたくしの意見という意味ではありません。『コイツらには要注意』などの言葉は元のサイトの言葉がそのまま載ってしましました。失礼しました」「大変失礼いたしました。わたくしの文章ではありません。リテラのサイト内のツイッターで紹介するボタンを押したら、リテラの見出しがそのままわたくしのつぶやきのように載ってしまいました」「失礼いたしました。ウェブメディアの一つとして紹介するつもりが、リテラの見出しがそのままわたくしのつぶやきのようになってしまいました。多様な意見の共存は何より重要だと考えております」とツイッターに立て続けに投稿。自分の意見ではなく、インターネットメディア、リテラの記事の表題を示したものだと説明した。
つぶ‐や・く【×呟く】例文一覧 30件
・・・ 妙子は遠藤の胸に凭れながら、呟くようにこう言いました。「計略は駄目だったわ。とても私は逃げられなくってよ」「そんなことがあるものですか。私と一しょにいらっしゃい。今度しくじったら大変です」「だってお婆さんがいるでしょう?」・・・<芥川竜之介「アグニの神」青空文庫>
・・・青い煙草の煙が、鼻眼鏡を繞って消えてしまうと、その煙の行方を見送るように、静に眼を本間さんから離して、遠い空間へ漂せながら、頭を稍後へ反らせてほとんど独り呟くように、こんな途方もない事を云い出した。「細かい事実の相違を挙げていては、際限・・・<芥川竜之介「西郷隆盛」青空文庫>
・・・ 道祖神は、ちょいと語を切って、種々たる黄髪の頭を、懶げに傾けながら不相変呟くような、かすかな声で、「清くて読み奉らるる時には、上は梵天帝釈より下は恒河沙の諸仏菩薩まで、悉く聴聞せらるるものでござる。よって翁は下賤の悲しさに、御身近・・・<芥川竜之介「道祖問答」青空文庫>
・・・と云おうとすると、襖を隔てた次の間から、まるで蟇が呟くように、「どなたやらん、そこな人。遠慮のうこちへ通らっしゃれ。」と、力のない、鼻へ抜けた、お島婆さんの声が聞えました。そこな人も凄じい。お敏を隠した発頭人。まずこいつをとっちめて、――と・・・<芥川竜之介「妖婆」青空文庫>
・・・さて草臥れば、別荘の側へ帰って独で呟くような声を出して居た。 冬の夜は永い。明別荘の黒い窓はさびしげに物音の絶えた、土の凍た庭を見出して居る。その内春になった。春と共に静かであった別荘に賑が来た。別荘の持主は都会から引越して来た。その人・・・<著:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ 訳:森鴎外「犬」青空文庫>
・・・ と呟くがごとくにいいて、かかる時、かかる出会の度々なれば、わざとには近寄らで離れたるままに横ぎりて爺は去りたり。「千ちゃん。」「え。」 予は驚きて顧りぬ。振返れば女居たり。「こんな処に一人で居るの。」 といいかけて・・・<泉鏡花「清心庵」青空文庫>
・・・ 甘谷が呆れて呟く、……と寂然となる。 寂寞となると、笑ばかりが、「ちゃはははは、う、はは、うふ、へへ、ははは、えへへへへ、えッへ、へへ、あははは、うは、うは、うはは。どッこい、ええ、チ、ちゃはは、エ、はははは、ははははは、うッ・・・<泉鏡花「売色鴨南蛮」青空文庫>
・・・ 麦藁と、不精髯が目を見合って、半ば呟くがごとくにいう。「いいんですよ、構いませんから。」 この時、丸太棒が鉄のように見えた。ぶるぶると腕に力の漲った逞しいのが、「よし、石も婉軟だろう。きれいなご新姐を抱くと思え。」 と・・・<泉鏡花「縷紅新草」青空文庫>
・・・ておくが、髪の型は変えることが出来ても、頭の型まで変えられぬぞと言ってやろうと思ったが、ふと鏡にうつった呉服屋の番頭のような自分の頭を見ると、何故か意気地がなくなってしまって、はあさよかと不景気な声で呟くよりほかに言葉も出なかった。 事・・・<織田作之助「髪」青空文庫>
・・・ 道子はそう呟くと、姉の遺骨のはいった鞄を左手に持ちかえて、そっと眼を拭き、そして、錬成場にあてられた赤坂青山町のお寺へ急ぐために、都電の停留所の方へ歩いて行った。<織田作之助「旅への誘い」青空文庫>
・・・が、肚の中では、私の力で柳吉を一人前にしてみせまっさかい、心配しなはんなとひそかに柳吉の父親に向って呟く気持を持った。自身にも言い聴かせて「私は何も前の奥さんの後釜に坐るつもりやあらへん、維康を一人前の男に出世させたら本望や」そう思うことは・・・<織田作之助「夫婦善哉」青空文庫>
・・・ と、小沢がふと呟くと、娘はびっくりしたように、「交番へ行くのはいやです。お願いです」 と、小沢の腕を掴んだ。「じゃ、どこへ行けばいいの……?」「どこへでも……。あなたのお家でも……」「だって、僕は宿なしだよ。ルンペ・・・<織田作之助「夜光虫」青空文庫>
・・・と、自分はほとんど機械的にこう呟く。…… やがて、新モスの小ぎれ、ネル、晒し木綿などの包みを抱えて、おせいは帰ってきた。「そっくりで、これで六円いくらになりましたわ。綿入り二枚分と、胴着と襦袢……赤んぼには麻の葉の模様を着せるものだ・・・<葛西善蔵「死児を産む」青空文庫>
・・・笹川も顔を真赤にして、皆なの顔を見ないようにして、こう呟くように言った。「いや、君がどこまでもそう白ばくれるつもりなら僕も言うが、じつは僕は今朝K社の人へ僕はそんな訳なら出席しないと言ったのだ。すると、いやそれでは困る、それであなたの方・・・<葛西善蔵「遁走」青空文庫>
・・・俺は膝頭をがたがた慄わしながら、『やっぱし苦しいと見えて、また出やがったよ』と、泣笑いしたい気持で呟くのだ。僕は僕の亡霊が、僕の虐待に堪えかねては、時々本体から脱けでるものと信じていたんだからね」「そうですかねえ。そんなこともあるもので・・・<葛西善蔵「贋物」青空文庫>
・・・もっともっと陰鬱な心の底で彼はまた呟く。「おやすみなさい、お母さん」 三 堯は掃除をすました部屋の窓を明け放ち、籐の寝椅子に休んでいた。と、ジュッジュッという啼き声がしてかなむぐらの垣の蔭に笹鳴きの鶯が見え隠れす・・・<梶井基次郎「冬の日」青空文庫>
・・・と、半ば呟くように云った。 地主は小作料の代りに、今、相場が高くって、百姓の生活を支える唯一の手だてになっている豚を差押えようとしていた。それに対して、百姓達は押えに来た際、豚を柵から出して野に放とう、そうして持主を分らなくしよう。こう・・・<黒島伝治「豚群」青空文庫>
・・・ 俳優で言えば、彦三郎、などと、訪客を大いに笑わせて、さてまた、小声で呟くことには、「悪魔はひとりすすり泣く。」この男、なかなか食えない。 作家は、ロマンスを書くべきである。<太宰治「一日の労苦」青空文庫>
・・・とあたかも一つの決心がついたかのごとく呟くが、しかし、何一つとしてうまい考えは無く、谷間の老人は馬に乗って威厳のある演説をしようとするが、馬は老人の意志を無視してどこまでも一直線に歩き、彼は演説をしながら心ならずも旅人の如く往還に出て、さら・・・<太宰治「『井伏鱒二選集』後記」青空文庫>
・・・ と、母の機嫌を損じないように、おっかなびっくり、ひとりごとのように呟く。 子供が三人。父は家事には全然、無能である。蒲団さえ自分で上げない。そうして、ただもう馬鹿げた冗談ばかり言っている。配給だの、登録だの、そんな事は何も知らない・・・<太宰治「桜桃」青空文庫>
・・・ と呟くのを聞いて、いじらしさに、つい涙ぐみ、「どれどれ、あら、ほんとう。いまに、お豆がたくさん生るわよ。」 玄関のわきに、十坪くらいの畑地があって、以前は私がそこへいろいろ野菜を植えていたのだけれども、子供が三人になって、とて・・・<太宰治「おさん」青空文庫>
・・・それからひとりごとのように呟くのである。「四十二の一白水星。気の多いとしまわりで弱ります。」 僕はころげるようにして青扇の家から出て、夢中で家路をいそいだものだ。けれど少しずつ落ちつくにつれて、なんだか莫迦をみたというような気がだんだん・・・<太宰治「彼は昔の彼ならず」青空文庫>
・・・老人が十八歳で始めて小説というものを書いたとき、臨終の老人が、あずきかゆ、を食べたいと呟くところの描写をなしたことがある。 あずきかゆは作られた。それは、お粥にゆで小豆を散らして、塩で風味をつけたものであった。老人の田舎のごちそうであっ・・・<太宰治「逆行」青空文庫>
・・・ すると波はすこしたじろいだようにからっぽな音をたててからぶつぶつ呟くように答えました。「おれはまた、おまえたちならきっと何かにしなけぁ済まないものと思ってたんだ。」 私はどきっとして顔を赤くしてあたりを見まわしました。 ほんと・・・<宮沢賢治「サガレンと八月」青空文庫>
・・・そう呟く心持は、逆な方向と表現で、どうせ女は、という旧来の通念を我から肯定しているにほかならない。仕事の上で女として自分を守ったり主張したりするというのは、こういう、どうせに立脚した態度とは反対のものでなければならないと思う。女自身が女とし・・・<宮本百合子「女の歴史」青空文庫>
・・・と心の中で調子をとって呟くのであった。 人々の押し合う様子は、もう三四十分のうちに、電車も何も無くなると思うようであった。最後の一人をのせ、最後の一台が出発し切ると、魔法で、花崗岩の敷石も、長い長い鉄の軌道もぐーいと持ち上ってぺらぺ・・・<宮本百合子「粗末な花束」青空文庫>
・・・前菜を捧げた給仕に、苦笑し乍ら呟くのが聞えた。「ハ、ハ、眠たいです」 もう一人、縞服の男が来て、食卓についた。二人、四つ五つ離れた各々の卓子から会話を始めた。純益何割、保険金何割、何弗、何弗の話。……暇すぎる年寄の給仕が、時々ナプキ・・・<宮本百合子「長崎の一瞥」青空文庫>
・・・或る時は、如何うにかなれ、と呟くかもしれない。然し、嫌われながら彼等は殖えて行く。後から後からと生れて来る。自分がいやでも、ひとがいやでも、彼等は生きずにはいられないのだ。 水浴をする黒坊 水浴をする黒坊。 八月の日・・・<宮本百合子「一粒の粟」青空文庫>
・・・そうして、暫くは森閑とした宮殿の中で、脱皮を掻きむしるナポレオンの爪音だけが呟くようにぼりぼりと聞えていた。と、俄に彼の太い眉毛は、全身の苦痛を受け留めて慄えて来た。「余はナポレオン・ボナパルトだ。余はナポレオン・ボナパルトだ」 彼・・・<横光利一「ナポレオンと田虫」青空文庫>
・・・と梶はこのとき身を起す気持になった。「君という人は不思議な人だな。初めに君の来たときには、何んだか跫音が普通の客とどこか違っていたように思ったんだが。――」と梶は呟くように云った。「あ、あのときは、おれ、駅からお宅の玄関まで足数を計・・・<横光利一「微笑」青空文庫>