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現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

上巳

2015-03-03 | 日本語あれこれ百科
ひいなあそび、まちなみに装うひいなのほほえみ――とは、近江八幡節句人形めぐり、3月3日までかと思ったら、22日までとか、毎年めぐってくる、この催しは何だろう。ひな祭りは節句の催し。せちえ、せっく、せちにち。年間の五つの節句には、じんじつ、正月7日、じょうし、3月3日、たんご、5月5日、しちせき、7月7日、ちょうよう、9月9日。 節は、>唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。暦の中で奇数の重なる日を取り出して(奇数(陽)が重なると 陰になるとして、それを避けるための避邪〔ひじゃ〕の行事が行われたことから)、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うという目的から始まりました。 とある。3月最初の、巳の日に、禊ぎをして穢れを祓い、身代りの人形に汚れをうつして河川、海などへ流す風習となった。これは中国から伝わったとする。定かな出典は見当たらないようだが、 . . . 本文を読む

六法、ひらがな書きに

2015-03-03 | 日本語あれこれ百科
六法、全てひらがな書きになる、法を定めて、110年、憲法の平仮名書きから60年余、日本語が変わる。法務省は商法改正案を来年の通常国会にも提出、商法改正で基本六法は全てひらがなに統一というニュースが流れた。すでに、刑法や民法などは文語体によるカタカナの条文が順次改正されてきている。商法は1899年、明治32年に制定、会社法を2005年に独立させたが、運送・海商法と呼ばれる部分は110年以上にわたり実質的に改正されてこなかったようである。刑法では、人ヲ欺罔(ぎもう)シテ財物ヲ騙取(へんしゅ)シタル者ハ とあった条文が、人を欺いて財物を交付させた者は、というふうになったと、春秋は引いている。こういうのも、偶然ノ輸贏(ゆえい)ニ関シ財物ヲ以テ博戯(ばくぎ)又ハ賭事ヲ為シタル者ハ というのは、賭博をした者は となったそうである。 . . . 本文を読む

覚悟

2015-02-27 | 日本語あれこれ百科
覚悟、仏教語としてあった。迷いを脱し、真理を悟ること、また、悟りを得ることである。覚悟する、覚語を定める、覚悟を決めた、このように使うことで、本来の意味が、あきらめるという意味内容に捉えられるようになった。危険な状態や好ましくない結果を予想し、それに対応できるよう心構えをすること、というわけである。きたるべきつらい事態を避けられないものというふうになってくると、これはもう覚悟のよってきたるところ、環境のなせる業ということである。知ること、存知、ということでもあったのであるから、それh経験によって得るものである。覚悟を持つということは、それなりのことがある。迷いや煩悩を断ち、覚悟の境地に至ると、人間が仏の境地になるのであろうから、覚悟はそういくつもあるものではない。さとる、さとす、さとり、さとし、この日本語には安心がともなうものであるから、日本語読みをした、悟る、覚、暁、智、了、哲、知、聡、学のそれぞれは意味内容をふかくしている。 . . . 本文を読む

キャラが立つ

2015-02-24 | 日本語あれこれ百科
キャラはキャラクターのことである。キャラクターはcharakter 、そのキャラクターという言葉は、漫画やアニメの登場人物を指す言葉として、ゲームなど人物と限らずに盛んに使われるようになった。アニメキャラという語もあるし、囃されるところで、フナッシーのように、ゆるキャラの世界がある。しかし、それらとはまたちがって、いまの、その、キャラが立つ、という表現は、際立つということなのだろうけれど、ブログによれば解説がある。その表現の淵源には、キャラが立つ、というのがあって、まことしやかである。辞書的な、ゲーム・アニメのキャラクターや人物についていう場合はその用法が転義していったということになる。はっきりとした個性が確立されていて、他よりも目立って見える、個性が光る、などとするのは、やはり、際立ついうことの解釈で、これでは立つことがわからない。 . . . 本文を読む

日本語がどういう言語4

2015-02-14 | 日本語あれこれ百科
日本語という呼称に対置されるのは国語である。歴史的な推移で言えば国語がまず作られた。作られたというのは近代化を遂げるうちに中央語、国家語としての必要性から国語を調査したことによる。国語に関する調査機関として、1902年からに1913年まで国語調査委員会が存続し、廃止された。文字、言文一致、音韻組織、方言など調査として掲げられ、国語国字問題の解決にあった。次いで、国語審議会が1934年に設置され、さきの国語調査委員会、1902‐13年、臨時国語調査会1921‐34年 のあとをうけている。これは文部大臣の諮問機関であった。この国家による調査および施策推進は、国語施策百年史として、ぎょうせい 2005年3月 文化庁編・共著として刊行され、本文編6章、記述内容は原則として明治以降から平成17年3月まで、資料編は年表を除き、明治20年以降のものを中心に収録している。 . . . 本文を読む

日本語がどういう言語3

2015-02-13 | 日本語あれこれ百科
日本語がどういう言語であるか、おさまりの悪い言い回しである。日本語が、どういう言語であるか、とでもすればまだ聞こえ方の違いがありそうだ。にっぽんご、どういうことば、となるようなことである。にっぽんごが、このガ行音の連続を聞きにくいと思ってしまうひびきである。そもそもにっぽんごという呼称にむずかしさを思う。いつからこの名称をとることになったか、それには国語の呼称を思い合せるし、国号とのかかわりもある。地域の言葉として日本があればそこには日本語があるとしてよいと割り切れば、日本語の地理上の位置は明確である。地方としての日本が確定していればのことであるが、これには空間にとらえる明解さがなければならない。四周が海であることがその地域の特性を際立たせている。その一方で大陸により近くなる北方と、海域を隔てるように琉球諸島をみればそこに日本の限界がある。その地域に日本があるのはいつからか、自らを大和と称した日本のこの表記に、日本語の始まりがある。それでも、やまと、と、読み続けていたであろう、日本なのである。 . . . 本文を読む

日本語がどういう言語2

2015-02-12 | 日本語あれこれ百科
日本語がどういう言語か、それについて、中国語の歴史を述べる書から学ぶところを考える。言語に振り仮名をつけて、ことばと読ませて語り続ける、中国語のことばはその歴史においては三度の北方言語の侵入を受けたと言う。日本語が外からの侵入を受けなかったこと、それが1000年以上に及ぶというのは稀有のことである、と、ひとたびは思うが果たして。その中国の言葉の情況は、次のようだった。西暦304年、五胡十六国の抗争をきっかけにする1度目、次いで、モンゴル族の元王朝、1271年から1368年まで、モンゴル語の侵入が2度目、さらに満州族による清王朝、1636年から1911年まで、満州語と漢語の3度目である。それでも中国語は保ち続けてきたのである。その書によって、大島正二、中国語の歴史、ことばの変遷・探求の歩み、大修館書店、2011年7月20日、中国語を漢字のことばの歴史と知る。なにより、この著述は、漢字を形音義としてとらえての記述なのである。その言語観に中国語を学ぶゆえんがある。漢字が言語であり、文字がその表現なのである。中国語という言葉は、語順、語の形、声調、単音節語、助数詞を持つのである。語順は主語、動詞、目的語、語の形は類型でいう孤立語となる。 . . . 本文を読む

寒気と寒波

2015-02-10 | 日本語あれこれ百科
寒気がくる。-42℃の寒気団、明日は山沿いで雪が降る予報だ。寒波として、寒気が来る、ということのようだ。寒波、cold waveとは、その地域の平均的な気温に比べて著しく低温な気塊が波のように押し寄せてくる現象のことである、と説明がある。低温な気塊という用語もある。冷たい空気の塊、北極気団があって、気象学的には、寒気の南下、あるいは、寒気の放出と解されるものが、いわゆる寒波と呼ばれるものである。この寒波を用語として、寒気を使っている。日本付近の寒波はシベリア大陸で発達した寒気団による西高東低の気圧型による北西の季節風に伴って起こる。この寒波と寒気は、地域における気温低下と、それを起こす北極の寒気団の脹らみと縮みによる寒気の南下現象とが関係している。 . . . 本文を読む

元宵節

2015-02-09 | 日本語あれこれ百科
春節でのにぎわいは、日本語での、盆暮れのいわば、民族大移動である。故郷に帰る、親戚が集う、そのための交通手段は列車が主であった。駅の混雑ぶりはすさまじいものがあった。長距離、遠距離列車には乗れないものがあふれかえるような、乗れるまではそこで待ち続ける様子であった。交通手段に高速道路、高速列車が増えたので、いまは果たしてどうであろう。中国の春節には初めて迎える満月の宵を待つ風習がある。それは道教の教えである。元節として上元を祝う。三元について、上元は陰暦1月15日、中元は陰暦7月15日、下元は陰暦10月15日。三元はまた、年月日の元、はじめの意から、1月1日のことでもある。元日のゆえん、三始とも言う。 . . . 本文を読む

春節

2015-02-09 | 日本語あれこれ百科
旧正月のこと、あと10日近くで中国での春節がやってくる。2月18日からである。旧暦による中国の祝日はどうなっているか。中国2015年の春節 大晦日は2月18日、2月18日(水曜)から2月24日(火曜)までの7連休とあり、そのつぎの土、日曜が休日にならない。中国では連休を設けて、休日が振り替えとなっているのは、そのほかの祝休日もそうである。暦の上でというが、まさにそうなる。新暦ではないから、その休みの取り方になれないと、中国で生活をしていると戸惑う。かつてはその休日のカレンダーが示されることなく、いまから考えると想像もできないのだが、突然に休みがあって、休みでなくなる日がめぐりくるようなことであった。なにしろ、休みが決められてそれを伝達してくるルートにいないと、わからないのであるから、その掲示を見に行くしかないし、中国の人たちはそれを口コミで伝えるのが常であった。いまもその事情は変わらないから知る人ぞ知ることである。カレンダーがウエブサイトでも見られるようになって、それを見て知るべき人が知ることにも変わりがない。そこで注意すべきが何か。 . . . 本文を読む