少し前、テレビのクイズ番組で「烏」と言う漢字について、カラスは黒く、目がどこに有るか判らないので「鳥」と言う漢字と比べて横棒が一本足りないのだと説明されていた。白川静 著「漢字百話」中公文庫を読むと烏の文字は金文では、はっきりと目が書かれている。只、その文字は、カラスが殺され、何かにぶら下げられ、羽も体も足も垂れ下がった形に描かれており、古代からカラスは悪鳥として象形の文字にされていたようだとしている。横棒が一本足りないのはカラスが黒く、目の有りかがどこか判らないからではなく、悪鳥としてその文字が象形として書かれたからではないかと私は想像している。
最新の画像[もっと見る]
-
経済危機で肥満が増える訳 11年前
-
自然界に存在し、有用―毒性もあるリシン 11年前
-
ロサンゼルス市、日本製の耐震水道管を試験的に敷設 11年前
-
太っていたら罰金 11年前
-
サッチャー元英首相の名言集 11年前
-
金正恩を「戦闘態勢」に駆り立てる事情 11年前
-
北朝鮮、中距離ミサイルを東部に移動―発射なら日本方向 11年前
-
ブタ死骸が大量漂流する汚れたモラル 11年前
-
JFKの娘キャロラインを駐日大使に起用する理由 11年前
-
米、ミサイル駆逐艦を朝鮮半島に配備 11年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます