読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

続「藤原正彦とビート・たけしの対話」から

2007-12-06 10:12:48 | Weblog
数学者、藤原正彦氏の話でサイクロイド曲線と言う言葉が出て来た。高校時代に数学の授業で聞いた事が有った。円が直線状を回転するとき、その円の定点が描く曲線を言う。普通、球体が転がるとき直線上を行くのが最も速度が速いと思われるがそうではなくこのサイクロイド曲線の上を転がるのが最も早く、お寺の屋根の曲線はこれに従って建築されており従って雨水が早く流れるようになっていると言うのだ。(そうではなく、お寺の屋根の曲線は懸垂曲線ではないかと言う意見もある。)これもトリビアかも知れないが新しい発見だった。