ある旅人の〇〇な日々

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「不毛地帯」も最終回か

2010年03月05日 | Weblog
いよいよ「不毛地帯」、来週の第19話が最終回となる。いろんな性格俳優が出演するので楽しませてくれている。感情丸出しの大門一三(原田芳雄)、里井達也(岸部一徳)、鮫島辰三(遠藤憲一)。感情を抑制していたが、最近は激しく吐露するようになった壹岐正(唐沢寿明)。
イラン国王の側近ドクター・フォルジの顔がすごい。あの爬虫類顔のエンケンこと鮫島辰三も負けている。昨夜の第18話では鮫島は夜、壹岐のマンションに突然押掛けて勝手に部屋に入り込んで、秋津千里(小雪)が来ていることを知ると、えげつない発言をした。「壹岐さんはシベリア抑留で過酷な目にあっているのだから無理をなさらんように」と。でも、憎めない男である。壹岐と鮫島は親戚関係なんだから、もっと協力すればいいのにね。自衛隊の次期戦闘機選定、中東戦争時の輸送船、米国自動車企業との提携、石油開発入札とことごとく反目してきた。でも、壹岐は近畿商事を去ることでこれは終わることになるんだ。江守徹演じる田淵総理は田中角栄ぽいね。彼がモデルだろう。錦鯉の代りに鶴を飼っている。
遠藤憲一という役者は、下積みが長かったんだ。去年、ドラマ「湯けむりスナイパー」のウイッスの源さん役が初めての主演だったという。この前みた映画「花と蛇2 パリ/静子」では杉本彩とはSMプレーを演じていた。最近はCMやドラマのナレーションで彼の声をよく聴くようになった。今後、ブレイクする俳優だろう。

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