映画散り椿を見て、
この椿を見たいと、ズーッと思っていた。
やっと、5年半の思いをかなえることができた。
花びらが一片一片散るので、散り椿という。
その花びらが敷き詰められている様子も、また、いい。
この散り椿、文禄の役の際に
加藤清正が朝鮮から持ち帰り、
豊臣秀吉に献上し、北野大茶会のときに
地蔵院に献木されたもの。
秀吉も愛したという、境内の散り椿、
初代は惜しくも枯死し、現在は樹齢約120年の2世椿。
京都市の天然記念物にも指定されているそう。
正面が地藏堂、左が観音堂
赤穂浪士の吉良邸討ち入りを支援をした
「義商」として知られている
天野屋利兵衛のお墓がある。
季節限定の「散り椿」と書かれた御朱印。
京都駅から山陰本線に乗り換えて円町で下車して、
西大路通を北野天満宮へ向かって歩き、
今出川通の交差点手前の西大路通一条通の交差点を
右に曲がったところにあります。
境内の枝垂桜も咲き初めで、
散り椿は蕾も多く、まだ、十分楽しめます。
機会がありましたら、是非、お足をお運びください。
この後、嵐電で嵐山の天龍寺も是非是非。