森の未来、鍵は手入れ?
「丹沢フォーラム」で参加者ら、
対照的な雑木林を見学
11/23(水) カナロコ
竹が生い茂る雑木林を見学する
「丹沢フォーラム」の参加者
=12日、秦野市名古木
NPO法人丹沢自然保護協会(神奈川県
清川村煤ケ谷)は、丹沢の自然を考える
「丹沢フォーラム」を秦野市や伊勢原市
の里山で開いた。参加者は県自然環境保
全センター職員らの解説を聞きながら、
管理が届かずやぶ化した雑木林・竹林と、
手入れされた雑木林という対照的な2カ
所を歩き、都市部に残された森の今後に
ついて考えた。
【写真で見る】
整備された雑木林を歩く
「丹沢フォーラム」の参加者
同フォーラムの参加者らは秦野市名古木
で12日、整備が届かず竹が生い茂った
様子を見学した。同センターの職員が、
放置の背景に「竹が建築用材などとして
使われなくなった」などと解説。やぶ化
した雑木林は日光が当たらず暗く、シカや
イノシシなど野生動物の絶好のすみかとな
るといい、近くの畑ではイノシシの足跡が
みられ、鳥獣被害の現場も確認した。
横浜・三渓園フォトコンテスト、46点
が入賞 最優秀には渥美滋さんの「影」
11/23(水) カナロコ
最優秀の推薦作品「影」
春らんまんの桜、すがすがしい新緑、
もえる紅葉─。四季のさまざまな表情
を楽しめる名勝、横浜・三渓園の風景
を題材にした「第32回・三渓園フォ
トコンテスト」の入賞者が決まった。
今年のテーマは「伝えたい!三渓園の
魅力」。県内外から474点が寄せら
れた。最優秀の推薦作品には、渥美滋
さん(横浜市旭区)の「影」が選ばれた。
審査は写真家の森日出夫さんと山田信次
さんが担当。「窓の格子から差し込む西
日の筋を見事なカメラワークで作品に仕
上げた。狙いを定め、納得いく映像を
キャッチするために足を運んだ苦労が
うかがえる」と評した。
努力賞30点を含めた入賞作46点は
2023年1月1日から3月13日まで、
同園内の三渓記念館で展示される。
その他の入賞者は次の通り。
(敬称略)
▽特選=川瀬閑人(横須賀市)、中山泰雄
(横浜市中区)▽入選=宇佐美芳孝(同)、
河野君江(保土ケ谷区)、鈴木計子(神奈
川区)▽佳作=池田光夫、川上勝正、櫻山
秀夫、佐々木恭平、高階満美恵、野沢宏孝、
原田裕次、平井正友、平山清、峯岸誠一
茅ケ崎、藤沢で1700軒停電
3時間後にすべて復旧
11/23(水) カナロコ
(写真:神奈川新聞社)
23日午前11時10分ごろ、茅ケ崎、
藤沢両市内の計1700軒が停電した。
約3時間後にはすべて復旧した。
東京電力パワーグリッド相模原支社が原
因を調べているが、茅ケ崎市内の配電線
に金属物が触れて漏電が起きたという。
横須賀でスカジャンの魅力語る企画展
半世紀以上前のヴィンテージも公開
波瀾万丈の道のり振り返る
11/23(水) カナロコ
終戦直後から1960年代にかけて製造
されたヴィンテージなど約320点が公
開されているスカジャン展
=横須賀市鴨居の横須賀美術館
横須賀を代表する「スカジャン」の魅力
を語る企画展「PRIDE OF YO
KOSUKA スカジャン展」が12月
25日まで、横須賀市鴨居の横須賀美術
館で開かれている。敗戦直後、占領軍向
けの土産物として誕生し、70年以上経
過した今も新たなトレンドを取り入れな
がら進化している“スカジャン”。波瀾
万丈の道のりを貴重なヴィンテージもの
約320点とともに振り返る。
光沢のある生地に虎や龍、富士山などの
図柄に、「YOKOSUKA」「JAP
AN」の刺繍が際立つスカジャン。駐留
記念の土産にと、米兵に人気だった日本
の高い刺繍技術と、スタジアムジャンパー
のデザインが融合し、誕生した。
企画展では横須賀基地前の繁華街「どぶ
板通り」の敗戦直後の様子を、土産物だ
った似顔絵や刺繍入りのハンカチ、写真
などで紹介している。ヴィンテージは
スカジャンブランド「テーラー東洋」
(東洋エンタープライズ)などが保管し
てきた1960年代までに製造された約
160点が並ぶ。
津久井やまゆり園で神奈川県議会特別
委開催 新園舎での入所者生活など紹介
県民らと意見交換も
11/23(水) カナロコ
県民と意見交換した県議会の
議会報告会
=22日午後、相模原市緑区
の津久井やまゆり園
2016年7月に入所者ら45人が殺傷
された事件が起きた相模原市緑区の県立
知的障害者施設「津久井やまゆり園」で
22日、県議会の共生社会推進特別委員
会と議会報告会が開かれた。再建された
新園舎での入所者の生活などが報告され
たほか、県議と傍聴した県民らが意見交
換した。
特別委では、新園舎で昨年8月から生活
している入所者の様子などを県が紹介。
県は「小規模・分散型」としたことで
「一人一人の生活スペースを確保でき、
生活全般が落ち着いてきている」と説明
した。自己決定に困難を抱える人でも自
らの意思が反映された暮らしを送れるよ
うにする「意思決定支援」については、
専門家の助言を受けながら継続的に取り
組むとした。
介護現場の現状学ぶ 平塚の神奈川県
立高浜高校で体験授業 3年生10人
参加、訪問入浴も
11/23(水) カナロコ
現場で働く介護職員から訪問入浴での
ポイントを聞く高校生ら
=平塚市高浜台の県立高浜高校
全国的に不足している介護職のやりがい
や魅力を若い世代に伝え、働き手の裾野
拡大につなげる介護体験授業が17日、
県立高浜高校(平塚市高浜台)で開かれ
た。選択科目「社会福祉基礎」を履修す
る3年生10人が“介護現場の今”を学
んだ。
介護大手のツクイ(横浜市)と平塚市、
同校が連携した授業で、市内の事業所で
働く同社の職員が訪問介護での業務を再現。
「脳梗塞を患いまひが残る父が退院し、
行政サポートを得ながら介護サービスを
受ける」との設定で、訪問入浴を実演した。
教室内に浴槽を持ち込み、3人がかりで利
用者の体を洗い上げた。移動車の中で風呂
用の水が加温される仕組みや、まひ側を配
慮した洗い方などが紹介されると、学生た
ちは熱心に聞き入っていた。
神奈川・大磯の海に車いすの妻を
突き落とす 殺人罪で81歳の男
を起訴 「介護に疲れた」
11/23(水) カナロコ
横浜地検小田原支部
神奈川県大磯町の港で妻を車いすごと
突き落として殺害したとして、横浜地
検小田原支部は22日、殺人の罪で、
同町の無職の男の被告(81)を起訴
した。認否は明らかにしていない。
起訴状などによると、被告は今月2日、
同町の港の岸壁から、妻(79)が座
っていた車いすごと海に突き落とし、
窒息させて殺害した、とされる。
被告は県警に3日、殺人容疑で逮捕さ
れていた。
署によると、夫婦は2人暮らしで、被告
は約40年にわたり妻を介護していた。
妻は足が不自由で車いすを利用しており、
被告は調べに対し「介護に疲れていた。
施設に入所させるのはかわいそうだと思
った」などと話していたという。当日は、
妻を散歩に誘って連れ出していたという。
「ヒマラヤザクラ」見頃 あす木曜は
天気回復も夜は雨が降る所も
【静岡・ただいま天気 11/23】
11/23(水) テレビ静岡
小塚恵理子気象予報士
【 ヒマラヤザクラ(熱海市) 】
熱海市から、冬に咲く珍しい桜、
「ヒマラヤザクラ」の満開の映像を
お届けします。熱海の「ヒマラヤザ
クラ」は、1968年にネパールの皇太
子だったビレンドラ元国王から贈ら
れた種を発芽させたのが始まりとさ
れ、市内にはおよそ50本が植えられ
ています。ここ親水公園では去年に
比べ6日遅い、今月14日に開花し、
きのうは薄いピンク色をした満開の
花が観光客を楽しませていました。
観光客「はじめは梅かと思ったけど、
見たら桜だったのですごくびっくり
しました」
冬に咲くヒマラヤザクラ、熱海市では
今週いっぱい楽しむことができそうです。