京急など鉄道関連15社が大集合
11月5日に横浜でグッズ販売会
11/1(火) カナロコ
シーサイドライン(資料写真)
関東圏や関東近県の鉄道会社や車両メーカー
など15社・局が大集合する「グッズ販売会」
が11月5日、横浜市金沢区の横浜シーサイド
ライン車両基地で行われる。
沿線の学校などと一緒に毎年春に開催してきた
「シーサイドラインフェスタ」が新型コロナウ
イルス感染拡大で、2019年を最後に中断。
今回は趣向を変えた形で、フェスタで行ってき
た自社のグッズ販売を各社にも呼びかけ初めて
実施する。
県内関連で参加するのは小田急電鉄、京浜急行
電鉄、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道、湘南モノ
レール、横浜高速鉄道、横浜市交通局、横浜シー
サイドライン、メーカーの総合車両製作所の9社・
局。
JR相模線に「時めくトレイン」
1編成のみ1カ月限定運行 鉄道150周
年ちなみ企画
10/31(月) カナロコ
「時めくTrain」のヘッドマークを
付けた車両(右)=茅ケ崎市内
JR東日本横浜支社は11月1日から、鉄道
開業150周年を記念した企画電車「時めく
Train(トレイン)」をJR相模線で運
行する。10月31日にはJR茅ケ崎駅に隣
接する車両基地で内覧会が開かれ、車両内部
やオリジナルヘッドマークが公開された。
【写真】車内広告枠にJR東日本の
鉄道写真が展示されている広告貸し切り電車
沿線住民にこれまでの感謝の気持ちを伝えよ
うと企画したもので、車内広告枠に鉄道写真
を展示し、広告貸し切り電車として運行する。
「時めく」は「ときめき」と「時を巡る」を
掛けた造語という。
1編成4両の車両には、1号車に機関車をテー
マにした22枚、2号車は在来線特急車両30
枚、3号車は普通電車を撮影した30枚、4号
車は新幹線を写した22枚の計104枚の写真
が車内を彩る。昭和期に相模線で使用されてい
た懐かしの電車の写真も並ぶ。
同社は「点検のタイミングで運行スケジュール
は確定していないが、歴史を感じてほしい」と
乗車を呼び掛けている。1編成のみの運行で
11月末まで。詳しくは同線駅員まで。
神奈川・藤沢市、信号機ない横断歩道に
LEDライト点滅器設置 運転手に注意促す
11/1(火) カナロコ
LEDライト点滅器設置が設置された
横断歩道を渡る児童たち=藤沢市
神奈川県藤沢市は、信号機のない横断歩道で
歩行者の安全を確保するため、LEDライト
が点滅し歩行者の存在を知らせる機器を同市
辻堂西海岸1丁目の横断歩道に設置し、10月
27日から運用を開始した。
設置したのは、市立高砂小学校の前の横断歩道
で近くには辻堂市民センターがある。装置は高
さ4メートルで、歩行者がボタンを押すとライ
トが30秒間点滅し、走行している車の運転手
に横断しようとしていることを知らせる。この
装置の運用は県内自治体で初めてという。
ソウル雑踏事故受け坂道などの警備増強へ
5日開催の厚木・鮎まつり 主会場周辺、
花火終了後に密集予測
11/1(火) カナロコ
警備人員を強化する、主会場の
三川合流地点につながる坂道
(メインスロープ)
韓国の繁華街で多数の若者らが折り重なって
倒れ150人以上が亡くなった事故を受けて
1日、厚木市は5日開催の「第76回あつぎ
鮎(あゆ)まつり」で、ボトルネックになる
坂道などの警備人員を計20人増やすことを
決めた。
同まつりでは主会場の三川合流地点の相模川
河川敷と堤防上の市道とをつなぐ坂道(メイン
スロープ、厚木市厚木)に、会場に出入りする
観客が集中する。特に午後7時の花火終了後の
帰宅時に密集が予測される。
これまでメインスロープには市職員20人と警
備員18人の計38人を配置していたが、市職
員6人を増やして44人に強化する。三川合流
地点の下流側のあゆみ橋や厚木神社周辺の遊歩
道(同)にも職員14人を追加配置する。同ま
つりでの警備人員数は計1163人から計1183人
になる。
コロナ感染対策施設の役割終了 アパホテル
&リゾート横浜ベイタワーが営業再開
11/1(火) カナロコ
11月1日から営業再開する
「アパホテル&リゾート横浜
ベイタワー」=横浜市中区
国内最大級の客室数を誇るアパホテル&リゾー
ト横浜ベイタワー(横浜市中区)が11月1日、
営業を再開する。東京五輪の需要も見据え、20
19年秋に満を持して開業したものの、半年足ら
ずで新型コロナウイルス禍に直面。国の要請を受
けて施設を提供し、軽症者や入国者を受け入れて
いた。2度の休業期間を経て、巨塔ホテルが約1
年半ぶりに宿泊客を迎え入れる。
【写真で見る】営業再開までライトアップ
告知を続けたアパホテル&リゾート横浜ベイタワー
「予約は週末を中心に入り始めた。全国旅行支援
の効果が大きい」
横浜ベイタワーの平野賢総支配人(45)はそう
話し、安堵(あんど)の表情を浮かべた。1棟の
ホテルとしては日本最多の2311室を擁するが、
稼働率が50%を上回る見通しの日も出てきたと
いう。水際対策の緩和を受け、訪日客の回復にも
期待を寄せている。
みなとみらい21(MM21)地区近くに立地す
る横浜ベイタワーは、ビジネス客や観光客の宿泊
需要を見込んで19年9月にオープンした。ラグ
ビーワールドカップの日本開催が追い風となり、
翌10月には月間の稼働率が9割に迫るなど、
滑り出しは順調だった。
しかし、新型コロナの感染拡大で事業環境は一変
してしまう。
アパグループは20年4月、政府の要請を受けて
各施設での全面的な協力を即決。横浜ベイタワー
については、医療崩壊を防ぐために軽症患者らを
受け入れる宿泊療養施設として県に貸し出した。
県医療危機対策本部室によると、借り上げ期間は
同月20日から8月末までの4カ月間強。1棟借
りの料金として計約9億8200万円を支払い、
149人が利用した。
契約満了を受け、横浜ベイタワーは同年9月1日
に営業を再開。当時は、政府の観光支援事業
「Go To トラベル」による宿泊需要の押
し上げがあり、運営は軌道に乗った。