中学編の普段の学習をおこない、そこそこの受験勉強をした生徒は、
中・上位校には合格しているはずです。
その人達を前提にお話をすすめます。
【まず、中学校の復習を】
英語
「SUPER STEP くもんの英文法 中学1年~3年」(くもん出版)
「くわしい英文法 ステップアップ問題集 中学・英文法」(文英堂)
-高校入試では、文法が軽視されているが、大学入試への基礎としては
文法が大事です。
重要単語・重要文の定着も大切な要素ですが、中・上位に入る生徒なら、
「本田の短文英単語」「データー・ベース3000基礎英単語・熟語」等の演習で、
それなりにおこなっているはずです。
自信がなければ、「大学受験の教科書」(エール社)p67~p68参照。
数学
「未来を切り開く学力シリーズ」のうち
「数学発展編 関数」「図形」の2冊。
特に関数の「数式処理の速度」が大切です。
幸い、高1の一番最初の単元は、「数式処理」に関する単元なので、
中学の復習も兼ねながら、履修してください。
国語
「くわしい国語 文章読解」(文英堂)
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【使えない授業の割合が増える】
授業の進度が遅く、1年で教科書の半分しかやらない英語。
新規に習う公式の学習も行わず、副読本の難しい後半部分を
黒板で生徒に解かせて、その添削のみおこなう数学。
よねの受けた授業です。
また、「理科・I」「現代社会(政治・経済とは別科目)」など、
全く入試に関係のない科目を、高1のとき、受講しました。
先生を全面的に信じてよいのは、中学校までです。
高校は、教え方の上手・下手が、もろに現れます。
そこで、「正しいペースの取り方」と「正しい内職の方法」を研究しましょう。
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【大学受験の教科書】と【意識破壊格差作戦】
大学受験の教科書は、「大学受験のための」もので、
「大学受験のための学習」は高2・冬休みからはじめるべきものです。
高1~高2は「高校生でしか体験できないこと」に取り組むべきです。
部活に燃えてもよし、友達と遊んでもよし。
高1・高2では、いかに「分厚い基礎力」をつけるか、なんですね。
小学校の分数を例にしましょう。
1.分数が時間がかかるが、解くことはできる。ダメですね。
2.分数は「鉛筆が止まらないぐらいの速度」で解けなくては。
単純な例ですが、1と2の中間の段階で「よし解った」として、
次の段階に手をだす人があまりにも多い。
英語・数学で分厚い基礎をつける方法を検討します。
また、TOP進学校と、中・下位校の生徒の差は、
「やることをやれば、私はできるようになる。」という意識を
どれだけ強く持っているか、にあります。
このあたりの差を、意識格差とよねは読んでいます。
意識格差を破壊する作戦は、高1・4月から10月まで。
一日、1時間半の学習で、実行できます。