よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

受験編 その5。理科・社会。

2007-12-07 15:45:52 | その他
【単純暗記問題から記述問題へと変化】

昔から、理科と社会は「暗記」といわれてきましたが、
単純な用語の穴埋めではなく、
理科なら、実験や観察をおこない、何が起きたのか、
理由を説明する問題。
社会なら、史料の読み取り、複数分野の融合問題。
長め「記述式」の回答を要求する問題が主流になりました。

【中学1年と2年で、すでに7割以上を学習している。】

授業のコマ数が、
中学1年生 105コマ
中学2年生 105コマ
中学3年生 80~85コマ

中3・2学期には、ほとんどの分野は履修しているはずです。

【教科書を辞書として、過去問を解こう】

過去問をいきなり解き始めます。
解からないことは、教科書で調べます。

過去問を解くことが、目的ではありません。
その県の重視している分野の
教科書の該当部門を「読む」ことが目的です。
そして、その内容に印をつけておきます。

【理科-どの部分が違うか、教科書と見比べよう。】

理科の実験や観察問題は、教科書の基本実験を
少し変えたり、2つ組み合わせただけだったりします。
どの部分が変わったのか、それを意識しましょう。

その結果「何が解かったのか」との視点も大事です。
実験や観察には、必ず「何が知りたいか」目的があります。

【図を覚えよう、地図を見よう】

理科は図で覚えるのが大事です。
「未来を切り開くシリーズ 図でわかる中学理科」が
おすすめですね。

また、歴史を覚えるときは、地図をみてください。
みなさん、戦国大名は、よく覚えてますよね。
「織田」「武田」「上杉」「毛利」「今川」など。
その大名の領土を地図と関連づけて覚えているのです。
世界の文明なんかもそうですよ。

【「弱点ノート」を作ろう、1月のために。】

過去問や模試の問題を解いたら、教科書で調べることと
同時に「弱点ノート」を作りましょう。
直前期にこれをゴリゴリ解いて、知識を深めるのです。





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受験編 その4。英語。

2007-12-07 14:57:03 | その他

【『英文読解への基礎知識』から『英会話」へ。】

従来、中学英語は、英文読解への基礎知識と
位置付けられてきました。

「5文型」「現在、過去、未来(時制)」「仮定」「比較」など、
基本的なパターンのみを行い、それを高校で詳しく
学習しなおし、英文読解に結びつける。

中学~高校初期-「基礎知識の蓄積」
高校中期     -「論理=論理的な文章が読める」

最終的なゴールは、「英語の論文」が読めることです。

ところが、「学校で英語を習っても会話ができないじゃないか」
という世の中の声に押されまして、
「会話ができる」ことが、中学英語のゴールに変更されました。
どうも、最近の授業は「英会話学校」のようですね。

「大学受験のための基礎知識」=単語・文法。
「高校受験に求められる能力」=会話。

ここに乖離が見られます。
_________________________

『高校受験のための対策本』

1.「未来を切り開く学力シリーズ 本田式短文英単語」
  (文藝春秋社) 【期間 3ヶ月】
      
この本は、公立高校に出る単語を「でる順」に300選出。
そこから、1レッスン6つの短文、30レッスンで180短文に
したものです。これにはCDが付属していまして、
 1.CDを聞く。
 2.次にCDの後に音読する。
 3.CDを聞いて、ノートに短文を書き取る。

各レッスンは、「自己紹介」「友達との会話」「文化祭の説明」
いろいろな場面の会話で構成されています。

「反復練習によって、重要単語、重要文を使いこなす」
ことを意図しています。

たしかに、現在の高校入試は、「会話文」「リスニング」が
メインですので、高校受験の「メイン本」となるでしょう。

2.「未来を切り開く学力シリーズ 本田式速読長文」
  (文藝春秋社) 【期間 1ヶ月】

最近、ある県では、500字を越える長文が出題されています。
大学入試なみの量でして、「教科書3ヶ月分」という
常識はずれの量といえます。

求められているのは、細かい読解ではなく、
大雑把でいいから、「全体として何を言わんとしているか」を
掴み取れ、ということです。

そのためには、「速読力」の能力が必要となりますが、
この本は、その訓練が目的です。

20の文章が載っていますが、最初は50語。
だんだん文章が長くなって、最後は500語になります。
_________________________

『大学受験のための基礎知識』

1.「SUPER STEP くもんの中学英文法」(くもん出版)

この本は、多くの人が「中学文法のまとめ」として、
永年にわたり推薦されてきた本です。

2.「データー・ベース3000 基本英単語・熟語」
  (桐原書店) 【期間 1ヶ月】

この本は、大学受験用の本です。
最初のLevel 1と2が「中学英単語・熟語」です。
英単語、英熟語の教材に近年「革命」がおきました。
音声CD付きになったのです。
昔は「試験にでる英単語」(青春出版)という本を、
みんなで挫折(まともにできた人を見たことがない)でしたが、
音声CD付きにより、定着率が大きく改善されたのです。

この種の本の使い方は、「大学受験の教科書」(エール出版)
p61~p63に詳しく記述されています。
よねは目から鱗が落ちました。
_________________________

『どう組み合わせましょうか?』

実は、この4冊の順番が自信がありません。
中学3年である程度、学習が進んでないと、使えません。

まず、「本多式短文英単語」を9月~11月。
    「本多式速読長文」 を12月。
この辺を標準ラインとします。

それまでに、何ができるかが問題なんですね。
「本多式」には、「文法」は全く記載がないので、
いきなり、この本からはじめるのは、どうかな、と思うのです。
夏休み終了までに中学3年分の「英文法」だと思うのです。

「くもん英文法」は初学者には難しいとされています。
ただ、ネット塾の講義付きなら、何とかなりそうな気がします。
ネット塾・単独でもかまわない。
あるいは、「文法書」の中でもっとも易しいとされる
「100%基礎固め くもんの英文法 中学○年生」でも
かまわないと思います。

個々の能力に差があるので、「やってみないとわかりません」。

「データーベース3000」も投入時期に迷いますね。
1月ですかねえ。
_________________________

「本多式短文英単語」が主教材で、
それに何をくっつけるか?はじめる前に何ができるか?

「超長文」がでない県なら「速読長文」の意味がないです。
また、「昔ながらの文法重視」の県もあるかもしれません。
この辺は、「進学塾の模試」「過去問」で判断します。

無理に「大学のための基礎知識」はやらずに、
高校入試後に行なう手もありですよ。





 

コメント (6)
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