よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

基礎知識の入手~「読むだけ小論文」

2007-12-25 17:20:26 | その他
社会のいろいろな問題に対する基礎知識を
手に入れるには、どうしたら良いでしょうか?

新聞-意見をはっきり言わないことが多い。
    情緒的表現が多い。

新書-ある立場からものを述べている。
    ある立場の論拠が得られる。
    1冊300ページの分量がある。

Aという問題にたいし、
対立するBという意見例と、Cという意見例を知ることが出来れば、
ものを見る目は重層化します。
それが、基礎知識=教養だと思うのです。

小論文の教材が、複数視点からのものの見方を
学ぶのに、適しているな、とよねは考えました。

例えば、
読むだけ小論文」(樋口祐一 著 学研)

amazonの2つの書評をみてみましょう。

(書評A 引用開始)
科学や情報化社会といった、
主に小論文でよく出てくる話題についての説明が書かれており、
小論文を書く上で大切な「問われている問題ついての知識」を
カバーするには十分なのです。

しかし、もう1つの大切な事である「分かりやすい文の書き方」に
ついてはほとんど触れられていません。だから、これを読むだけで
小論文がスラスラ書けるかというと疑問です。

(引用終了)

(書評B 引用開始)

入門編と応用編の内容は、二つあわせて、ほぼ大学一般教養で
習うレベルの内容を概括したものです。
そういった内容を学んだ人には、ひととおりの復習になります。
また、現代社会の問題を把握する上で、
見落とした点をおさえることができます。
高校生や大学一年生の人には、現代社会の問題に対する、
よい視点をあたえてくれるでしょう。また、今後学んでいくことを、
より理解する助けとなるでしょう。
あくまで、概括なので、具体例は十分でないし、
視点もそれほど深く切り込むことはできていませんが、
本書の目的としては十分果たされているでしょう。

(引用終了)

200ページの2冊の本で、社会の諸問題の「概括」を
学べるので、お得な本といえます。

文章の読解=「現代文」の分野。
意見の書き方、基礎知識=「小論文」の分野。

基本を学んだ上で、実践を数多くこなす必要があります。

書くための「型」というテクニックばかりに走るのもよくないし、
基礎知識を知っていても、相手に伝えられなければ、
宝の持ち腐れということです。




コメント (2)
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