よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

よねの「進学塾」体験。

2007-12-10 14:38:08 | その他
よねは中学校2年から「進学塾」に通いはじめた。
周囲が通っているから、何となく通ったのである。

中学2年生は、一番、家に近い「普通」学級(無選抜)。
中学3年生は、友達が行くから「特設」学級(選抜試験あり)。

選抜試験の時に、一番上の「超・特設」には合格していたのだが
1段階ないし、2段階下のレベルの学級に通っていたことが、
今、考えると、大きな意味があった。

昔、書いたが、よねは「家では勉強できない」。
この塾に通っても、予習や復習はほとんど行なっていない。
説明を聞けば、それでわかるし、数学の計算も、
他の生徒が黒板で解いている間、説明と説明の間に
行なえば、それで充分であったのだ。

よねにとって、この「進学塾」は、基礎力確認と問題演習の
場でしかなかったことになる。

得たものは、「鉄板のような基礎力」特に「鬼のような計算力」。
よねの場合、定期考査、塾の模試や入試の数学で、
「試験時間中に、全部の計算をもう一度、検算できた。」
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一方、「自習の習慣」を得られなかったよねは、
高校入学と同時に劣等生になり、「劣等感」をもち、
勉強にたいし、意欲を失う。

数学の授業中に、ほそぼそと傍用問題集のA問題を
とB問題の易しめを解いていた。
授業はB問題の難しめを黒板で解かせて、それを添削する
という「最悪な授業」だった。
自分はA問題、B問題の易しめ。
授業はB問題の難しめ。
「劣等感」をもち、演習した問題は半分も身につかなかった。

高2になって、旺文社の中で、当時、出版されていたうちの
一番、易しい、「基礎問題集」を演習したことで、
「2次問題」は解けなくても「センター」は解ける状態で、
高校は、終了した。
しかし、ここまで現役で行なっていた事が、
浪人時に「何か」に進化するもとになる。
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振り返ると、進学塾で、漠然と授業を受けるぐらいなら、
家で、「くわしい○○ステップアップ問題集」を
行なっていたほうが、はるかにましであった。

「受動的」な学習は、いくら成績がよくても、いずれ行き詰る。
どこかで「能動的」な学習が必要となる。

よねの高校では、半分は、落ちこぼれたままになった。
予備校で、よねぐらい成績を伸ばせたのは、1/20以下。
成績が伸びない生徒の方が多いのだ。
それは、「受動」と「能動」の差だと、よねは思う。
コメント (2)
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