goo blog サービス終了のお知らせ 

枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

杞憂・・・

2019年03月13日 | Weblog

 天気になり、気温も高くなってはいるが、朝夕の寒さにへこむ。気が緩むと言うか、隙間風が吹くと言うのか、物事が進まないこともある。仕事に対する心構えの違いだろうが、プライベートを持ち込んだり、感情を露わにするのは大人げない行為だ。生きていくためには、困難な事柄の方が多いよ。

 人間であるからミスはしてしまうが、相手をあてにばかりしたり、自分には無関係という態度には、鼻っから遠慮したい。自分に甘く、他人には厳しいばかりで、何処が食い違っているかが分らない。面倒くさい事には蓋をし、楽な業務だけを遣ればいいならどんなにいいか。援け合う基準でしょう。

 自分の境遇を殊更に大げさに言い、同情を得て仕事をするなど、わたくしには考えられないが、そういう者も居ることに衝撃を受けた。迂闊であったと反省する。今後は、勝手にすればいいので、相手にしないことだ。馬鹿々々しくて厭きれるが、残り少ない日数を遣るしかないのだ、と腹を決める。

 すばるが、随分と重くなってきて、膝に上がったら痺れてしまう。仕草は小さい仔の儘だが、ずっしりしてきた。抱き上げても直ぐに腕が・・・こんなに育つとは。未だに腕をチュウチュウするのは止めず、見上げて抱っこをせがむ。足にじゃれついて来ては立ち往生させる。日中は1人で留守番する。

 玄関の鉢植えの梅が、4輪だけ咲いている。これは白梅なのだが、下の方が紅梅で咲いていた。ここ数年は、枯れたかに見えたが、何とか蕾を付けて咲いている。蟻の巣があるので、勢いにも衰えがきたのかも知れない。東風吹かば匂い起こせよ梅の花に、心が清々しい。源氏が桐壷に別れを言う件が。

 沈丁花も、辛夷も、木蓮も木瓜も、風が温んで来たら咲き出すだろう。最近の夢見が混沌している。不測の事態が起きそうな気配がする。卒業式のシーズンと、入学式の到来で、世間は浮かれているのだ。高齢者には予断は許されず、自分の身さえ危うい。どうすればいいのか?悪い事ばかりが寄せる。

 奈良春日大社の春日祭。春日大社の曼灯篭や万葉の小路は、実に美しい。昔の者には、どんな小さな花にも眼をやった。季節を告げ、花咲く有り様に感激した。野辺の花にも、慈しむ心を寄せて。和歌に詠み、筆を走らせて届ける。メール便の様なものだが、奥ゆかしいやり取りでもある。時間も掛かる。

 パソコンの部屋に置いている、観葉植物。春に挿し芽をすると、勢いが好くなって増える。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする