枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

梅に鶯

2019年02月24日 | Weblog

 早春のこの時期には、梅は咲いても鶯には寒い。況してや、夏の鳥であるから、とてものことに動けない。彼岸を迎える頃には、声も出せると言うものの、本格的には未だ遠い。人間の都合勝手を嘆きながらも、羽ばたける日を待つ。自然の掟には従わなければ、身の破滅だと知っている。

 すばるの行動で、気温も分かる。今朝は、ストーブの前に居るよりも、何時もの場所に丸くなっての方がいいようで、暖房も入れていないが、実におとなしい。まあ、腹さえ良ければ、文句が無いらしく眠っている。パソコンの部屋の、チェアーの上が温かで好いようになっている。指定席。

 日曜日に勤務なのは避けたいが、食事の用意があるので、何とか遣り繰りをして出るが、早出は弁当の用意に慌てる。他の勤務だと、のんびりと出来るのでたすかる。というか身体が手早く動かなく、ゆっくりと作動してくる。どうにもスイッチが入らないこともあって、これも歳かなぁと。

 最近、人の名前が出て来ない。以前見た気はするのだが、さて誰だったか思い出せなかったりする。図書館での予約や、読みたい本の作者さえ、直ぐにどころか浮かばずで、致命的なことに愕然となる。記憶も、随分と衰えてきている。認知症状では?とも考えるが、単なる記憶症状の故障。

 今朝は、寝坊しての弁当作り。そこらへんにあった材料で、どうにかしたが、これでは店は潰れてしまう。思い付きの、いい加減さでは成り立たない。自分が食べる序ででは、商売上がったりだ。従って気の向いた時だけの、営業にしておこう。誰にも迷惑を掛けないでおきたいもの。頑固。

 虐待も、あおり運転も、その基本は心がなければ起きる。本日の献立は、鶏肉の甘辛で、これに片栗粉をまぶした味付け。片栗粉は、肉を柔らかにするのでたすかる。高齢者の方には、意外と好評で、ちょっとした工夫で残さない。それにスープとサラダを付けた。スープは塩が素材の旨味を。

 料理は、材料が新鮮で、無農薬であれば旨い。日本に古来ある、味噌・醤油・麹・酢等でするのが美味しいもの。高齢者でも、嗜好が広い方もいるが、素朴な味付けが好い方もいる。それには、食事時の食べ方で分かるので、様子を見るのも愉しい。美味しいと、黙って静かに素早く口にする。

 日中は暖かであるが、夕方の気配が濃くなると、冷えて来る。帰宅して着替えて、暖房の傍に行く。すばるは、起きて毛繕いを始めた。時折、こちらを窺ってはいるが余念がない。我が家に来てから1年数ヶ月が経つ。猫の習性は自由で気儘だが、内緒なので外には出さない。共に余生を送る。

 昨年のすばるの様子。パソコンの部屋に入ると、そこら中を飛び回ったので、閉め出した。

 

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