2007-0216-yis096
尋ねたら都鳥さん聞かせてね?
都のようすを包み隠さず 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「和泉の国に下りて侍りしに、都鳥のほのかに鳴き侍りしかば」。敷歌が、有名な「名にし負はば」(業平)であること、言うまでもない。都鳥は百合鴎。
名にし負はば いざこと問はむ 都鳥
わが思うふ人は ありやなしやと 在原業平
(伊勢・九)(古今・九、0411)(旺文版『古語辞典』)
¶ほの(仄)かに=かすかに。「仄かな鳥の声」という用法は、現代では全く忘れられている。古語辞典の見出し語には、仄か・仄聞く・仄聞こゆ・仄暗し・仄仄などの、派生語・類語が多い。現代日本が、余りに明るくなり過ぎ、エネルギーが過剰に消費されている結果、現代人のかすかなるもの、ほのかなるものへの感性が、鈍くなってしまった。
□和096:こととはむ ありのまにまに みやこどり
みやこのことを われにきかせよ
□悠096:たずねたら みやこどりさん きかせてね?
みやこのようすを つつみかくさず
尋ねたら都鳥さん聞かせてね?
都のようすを包み隠さず 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「和泉の国に下りて侍りしに、都鳥のほのかに鳴き侍りしかば」。敷歌が、有名な「名にし負はば」(業平)であること、言うまでもない。都鳥は百合鴎。
名にし負はば いざこと問はむ 都鳥
わが思うふ人は ありやなしやと 在原業平
(伊勢・九)(古今・九、0411)(旺文版『古語辞典』)
¶ほの(仄)かに=かすかに。「仄かな鳥の声」という用法は、現代では全く忘れられている。古語辞典の見出し語には、仄か・仄聞く・仄聞こゆ・仄暗し・仄仄などの、派生語・類語が多い。現代日本が、余りに明るくなり過ぎ、エネルギーが過剰に消費されている結果、現代人のかすかなるもの、ほのかなるものへの感性が、鈍くなってしまった。
□和096:こととはむ ありのまにまに みやこどり
みやこのことを われにきかせよ
□悠096:たずねたら みやこどりさん きかせてね?
みやこのようすを つつみかくさず