12月30日(金)後 平成17年1月1日より 2,564日目
歩いた歩数 その距離
本日 14、384歩 10、069m
総計 35,717,764歩 25,002,435 m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツミュンヘンを経てベルリンに向かう。後 243,435m
いよいよ明日で今年も終わる。今年一年、色々と計画し、夢を描いいて追い求めてきたが、あまり周囲の協力が得られず、【燃えないストーブは囲まれない】【徳不孤、必有隣】と自分の不徳を反省していたが、年末になって河北省承徳市対外友好協会の肖振玲さんから吉報が入った。「隆化の学童の作品が集まった。何処へ送れば良いか?」というのである。
私は今年の目標に、① 日中友好育英基金会員と受給生との心の交流 ②両国のペンフレンドの紹介と斡旋 ③ 日中両国の学童の作品展の開催 ④新会員の入会運動 ⑤ 近隣友協への参加呼びかけを掲げて働きかけてきたが、「笛吹けども踊らず」で燃えた闘志も次第に勢いを失い欠けて来ていた。そこへ吉報が舞い込んできたのだ。手の舞足の踏む所を知らずという心境だ。勇気凛々、百万人と云えども我征かんだ。
飯山日中の正副理事長と共に、教育委員会に出かけて、中国学童の作品展を開催したいが受け入れて貰えるかどうを打診した。教育長は校長会に受け入れる気持ちがあれば有難いとの消極的な賛成意見だった。早速校長会長の飯山小学校を訪ねて要請したところ、「間もなく夏休みに入る。夏休みが終わると、運動会の準備に入る。この運動会は何処の学校でも一大事業だ。これが済んで落ち着いたところでこの議題を討議したい」と回答された。随分先の話になるるが、我慢して受けざるを得なかった。運動会も終わり返事が無いので諦めかけていたところ、紅葉の時期になって「有り難く受け入れます」との嬉しいご返答を頂いた。
早速、肖さんに電話して 「受け入れ態勢は整った。学校側の取り組みは出来るだろうか?」と中国側の対応を促したが、何時まで待ってもその回答は来なかった。新年になったら改めて打診しようと考えて居た矢先の吉報だ。「受け入れ態勢が整った」という情報で、直ちに行動を起こして呉れたようだ。
日本の片田舎の86歳の老人が提唱したプランに直ちにゴーサインを出してくれたことに、何といって礼を申し上げれば良いだろう。これが契機となって児童生徒の文通交流が始まって、両国の教育の交流に繋がれば自ずと日中友好のムードも高まり、相互理解も深まるというもんだ。その道筋の突破口が開かれたと思うと心が踊る。仲介をしてくれた「肖振玲さん」「外事弁の関係者」「隆化の皆さん」に心から敬意を表したい。