百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

「ローマ帝国の興亡」を見る

2011-12-02 17:31:19 | 自分史

 12月02日(金) 平成17年1月1日より 2,536日目
         歩いた歩数          その距離
本日      1 4,763歩        10,334m
総計 35,370,509歩  24,759,356
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツミュンヘンを経てベルリンに向かう。後485,514m

 ユーキャンから買った【世界の古代遺跡】のDVD第2巻を見た。

 今から約2千年前、地中海沿岸を中心に、四十余りの異なる民族を統合して大帝国を築いた国、ローマ帝国。皇帝の力はヨーロッパから北アフリカ一帯に及び、征服した都市には首都ローマと同様に凱旋門・劇場・円形闘技場・公共浴場・水道橋まで造られた。「ローマは一日にしてならず」と言うが、何百年もかけて築き上た理想都市の遺跡が今尚残っている。

王政ローマ時代は日本の縄文時代に始まり、共和制ローマ時代を経て帝政時代となって繁栄を極めた頃、日本にも勢力を誇った豪族が現れ漸く古墳時代を迎えた。しかし三世紀に入ると流石のローマ帝国もその力は衰え始め、395年にはコンスタンティノーブルを首都とする東ローマ帝国とローマを首都とする西ローマ帝国に分裂、西ローマ帝国は476年滅亡して歴史の幕を閉じた。日本はその頃やっと歴史の幕開けを迎えたのだった。

 世界の推移の中で、現在、ギリシャが破綻しイタリヤが破綻の危機を迎えて日本やドイツ・フランスが経済援助の手を差し伸べている姿を見るにつけ、平家物語を思い出す。

祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす。おごれる人も久しからず、只春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ。偏に風の前の塵に同じ。

 しかし、古代史のロマンと古代人が築きあげた数々の遺跡には頭が上がらない。

祗祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。
園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。