百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

徳利シャツの前後ろ

2011-12-12 17:20:57 | 随想

  12月12日(月 平成17年1月1日より 2,546日目
         歩いた歩数            その距離
本日       15,907歩          11,135
総計 35,510,171歩  24,857,7120
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツミュンヘンを経てベルリンに向かう。後388,750m

 先日、保津川下りに行くのに寒いだろうからと、ママが徳利シャツを新調してくれた。私は蒲柳の性で人並みより首は長い。気の利いた贈り物に感謝してそのシャツで旅行した。天気も良かったが、そのお陰で寒い思いをせずに済んだ。

 それから毎日そのシャツを着ているのだが、丸首だし、ポケットもないし、模様も無いので前も後ろもないものと思って着ていた。ところが「後ろ前に着ている」と注意された。徳利シャツに前や後ろなど有るとは知らずに86歳の今日まで着ていたのだから暢気なもんだ。

 肩の位置が違うという。そして首の後ろに大きさや商標などを書いた白布が付いているし、シャツの下にも大きさや取り扱いの注意事項まで書いたのが付いている。それで前後ろがハッキリと判るようになっているのだ、と説明された。

 これで徳利シャツを着るときの前後ろが分かったし、そのように着ると肩が張らないのも良く分かった。86歳になるまでシャツの着方さえ知らずに居たとは何たる不覚。

 私の友人に、真面目で聡明な理論家がいる。或る時、温泉で一泊した。彼は「私はパンツや下着は裏返しに着ている。何故ならば重なっている縫い目が邪魔にならないからすっきりしていて気持ちがイイ」という。成程、その通りだ。私も真似をして裏返しでやってみた。でも全く肌触りは関係ないので、今は正常に着たり穿いたりしている。私は少し鈍感なのかもしれないが・・・。彼を思い出して懐かしい。