四国鯉釣り案内

これは私の四国四県での鯉釣り釣行記です。

甘酒使用の米ヌカ醗酵エサ

2021-07-06 21:35:59 | 鯉釣り
夏になりますと、気温が日中は30℃近くまで上り、醗酵の条件が良くなってきます。今年の秋~冬~春に使う醗酵エサを作りました。今回は甘酒と酒カス利用の米ヌカ醗酵エサです。以前の米ヌカ醗酵エサと違う作り方ですので、参考にして下さい。

○ 先に15ℓ~17ℓの密閉出来るタッパーに米ヌカを7分目ほど入れておく。
○ 1ℓ用ペットボトルを2本用意する。
 
A 酒カスー120g、ぬるま湯(30℃~40℃)-700cc をミキサーにてドロドロに   にしておく。
   * ぬるま湯とは・・
  この作り方では温度は30℃~40℃。水質は1・水道水を沸かしてから冷却した水。2         
  ミネラルウオーター。3・井戸水。のどれかです。 水道水は塩素を含んでおり酵母を殺
  すためそのままでは使用できません。
B 砂糖ー5g、ドライイーストー8g、甘酒(30℃)ー50㏄、ぬるま湯ー50cc、
 をよく混ぜ1ℓペットボトルに入れ、よく振ってからAに入れ、ミキサーで1分ほど混ぜる。
C ミキサーで混ぜたA,B 混合液を1ℓペットボトルに入れ、室外の日陰に1日置く。
  夏の日中は日陰でも28℃~30℃位まで上がるので、醗酵は進んで泡が多く出てくる。
  ペットボトルのフタはしないようにする。 これを2本作る。
D 次の日、Cの混合液をタッパーの米ヌカと混ぜる。よく混ぜた状態にしたら日陰に置いて醗  
 酵を続けさせる。(もう1本のペットボトルはフタをして冷蔵庫に保管する)タッパーのフ                    
 タは乗せる程度でよい。1週間位で米ヌカが減ってくるので、米ヌカを8分目まで追加し、     
 保管してあるペットボトル液を追加し、攪拌する。タッパーのフタは密閉して秋まで醗酵さ     
 せる。後の攪拌は2週間に1回程度でよい。写真は濃い茶色のほうが今年1月作ったもの。 





電子レンジ使用の蒸しイモの作り方

2021-07-06 10:57:06 | 鯉釣り
6月中頃から高知県では、土佐金時と言うイモが出回り始めます。私は写真のような小型サイズ(直径1.5㌢~2㌢位、長さ10㌢~15㌢位)のものをクワセ用に利用しています。
写真は電子レンジ用の蒸し器と「ふかし上手」と言うモチ米を蒸した時に使う網ネットです。
1、左下の緑色のケースに網ネットを敷く。 2、イモを並べて網ネットをかぶせる。3、底の部分に水5ミリほどを入れる。4、フタをして電子レンジ700ワットで5分ほど蒸します。
クワセ用なので太くない為、5分ほどで蒸し上りますが、レンジから出してもすぐフタを取らず
15分~20分ほどそのままにして余熱で蒸し状態を続けて下さい。その後、フタを取ってつまようじなどでイモを刺して、蒸し状態を見て下さい。私はこの後よくさましてから冷凍保存しています。 この蒸し器は耐熱プラスチック製で、スーパーで売っています。寄せダンゴ用の大きいサイズのイモも出来ますので、太さに応じた時間設定と水量で作って下さい。

干しイモ・ヒガシヤマ 

2021-03-02 10:41:11 | 鯉釣り
高知の干しイモ、ヒガシヤマ(東山)について以前書きましたが、(2004年12月)最近の様子を書いておきます。高知県の干しイモはヒガシヤマ(東山)が1番有名です。品種はベニサツマで、人参イモと言われて赤い色をしています。12月初めから2月頃までスーパーに出ます。ヒガシと言うのは干菓子のことで、ヤマは山にある段々畑で作られていたので、干菓子のヤマでヒガシヤマ、あて字を東山と書いて呼ぶようになったようです。今では紅はるか、安納イモ、地元の改良イモで、ハマコマチ、ホシキラリなどでも作られています。干し菓子なのでどのような品種を使っても東山と表示されています。写真は左上紅はるか、左下安納イモ、右上ハマコマチ、右下ホシキラリです。クワセとして水中に入れると、水温にもよりますが、2~3時間でベタベタになります。(中国製や北関東製の干しイモは少し柔らかくなる程度です)。私は3センチ角に切ってヘアリグに付けています。

クワセ用イモ・2

2021-01-26 10:42:06 | 鯉釣り
コマセエサ用の写真に出していたイモの写真で、中段右端~下段3種類を書いておきます。写真説明は左からハローインスイーツ(高知)~フルーツ小金(高知・土佐山)~シルクスイーツ(高知)~小密郎・こみつろう(徳島)、です。
左端ーハローインスイーツ・断面を見た通りオレンジ色の中身なので、安納イモ系と思う。皮は厚く0,5ミリほどある。中身は柔らかくベタベタ感があるので、コマセのブレンド用に使っている。
中左ーフルーツ小金・栗のような感じの中身で、バタベタ感はない。皮は薄い。15分~20分の煮込みで多少硬い感じなので、クワセによいと思う。私は直径が2㌢位、長さ3㌢位に切ってクワセに使っている。
中右ーシルクスイーツ・左端のハローインスイーツと同じ安納イモ系と思われる。中身はオレンジ色だが、身のベタベタ感はハローインスイーツより少ない。皮は厚いので、コマセ使用の時は皮ごとハリに掛けたほうがよい。
右端―小密郎(こみつろう)・中身の色は薄い緑色で、皮は薄い。鳴門金時系と思う。鳴門金時より中身の水分が少ないと思うが、パサパサではない。クワセに向いていると思う。
その他・ 写真にはありませんが、「紅はるか」があり、黄緑色の中身で、水分は少なくホクホクで栗のような味だ。コマセのブレンド用だ。 
 各地方では特有のイモが作られていると思います。八百屋やスーパーの野菜売り場見て研究してほしいです。

クワセ用 エサ

2021-01-24 20:16:56 | 鯉釣り
写真のクワセ用エサは令和3年1月現在のものです。私は干しイモを中心に使っています。干しイモのサイズは3㌢角、又は長さ3㌢を2枚重ねています。冬はハリに付けたままぬるま湯に10分ほど漬け、柔らかくして使っています。水温が高い季節では、投入後3時間位でドロドロに溶ける品種もありますが、中国製や北関東製の干しイモには何時間も水中にあっても型崩れしない品種もあります。これは夜間~朝までのサオ出しに有効です。コマセダンゴ用のイモをクワセに使う時は15分~20分ほど煮たり蒸したりしても割れない固めを使用(たとえば金時イモ系)、冷凍保存しておき、釣行時に解凍長さ3~4㌢ほどにカットして使用します。 ボイリー仕立てのエサですが、多くは直径2㌢位になるように自作しています。写真は「かんばモチ」と言うモチに干しイモを練りこんだものです。他にも干し柿を練りこんだモチもあります。自作は市販の小さい丸いモチを使用、1個づつ電子レンジ蒸し器に入れてドロドロ状態にしてから粉末トウフを練り込んでボイリーを作ります。冷凍保存しても解凍後は柔らかく戻ります。月見ダンゴや三色ダンゴのような柔らかさです。フルーツは干し柿、乾燥イチジクを使っています。写真にはありませんが、蒸し大豆、粒コーンも使います。生エサはタニシが多いです。ザリガニ、沢ガニ、小魚、エビは大型のジャミ(バス、ナマズ、ライギョ、ニゴイ、ウナギ)などが喰ってきます。

イモ 再考 コマセエサ

2021-01-21 19:01:16 | 鯉釣り
私は秋になると色々なイモをスーパーや地域の商店で購入します。今回は10種類の小型のイモを買ったのでご紹介します。この紹介はコマセに混ぜるイモとして紹介するものです。写真の紹介ですが、上段左~右へ 鳴門金時(徳島)、旨味金時(徳島)、西山金時(高知・吉良川) 中段左~右へ
安納イモ(高知)、安納イモ(鹿児島・種子島)、紫いも(高知)、ハローインスイーツ(高知・土佐山)、 下段左~右へ シルクスイーツ(高知・
土佐山)、フルーツ小金(高知・土佐山)、 小密郎(徳島)、です。 私は買う時にクワセにも兼用できるかどうかを考えるので、長さ15㌢位、太さ3㌢以内のサイズを買っています。このサイズでは、強火で煮ても蒸しても15分位で芯まで火は通ります。コマセ用は、皮が破れていても問題はありません。今までの使用結果は安納イモ系がいいです。黄色い中身は冷めてもべたべたと柔らかく、コマセのブレンドには1番です。私はコマセの材料をバケツに入れた後皮を取った安納イモを少しずつ入れ、混ぜていきます。水は全く入れません。ダンゴが硬く締まるようになったら、取っておいた皮をハサミで1㌢角に切ってコマセに混ぜ込みます。上段の3種類の金時系は、皮は薄く中身が締った薄緑色です。煮たり蒸した後、冷ましてから手でつぶしながらコマセに混ぜ込んでいきます。金時系は冷めると硬くなるので、クワセにもいいです。私は直径2㌢位の所を長さ3㌢位にカットして使っています。

令和2年10月・久々の愛媛玉川ダム

2020-10-22 08:38:22 | 鯉釣り
コロナ禍や台風で、春の合同釣行会や遠征が出来ず、4~9月は地元仁淀川で釣行していました。今月は13,14両日愛媛・玉川ダムへ釣行した記事を書いておきます。
このダムは平成18年4月に石手川ダムへ行った時、同じ国道317号線沿いにあり車で1時間程の距離なので、帰りにちょっとサオ出しした程度でした。今回は12日仕事の関係で今治市までいくので、仕事終了後即釣行したわけです。12日夜はダム上流右岸のキャンプ場で車中泊した後、右岸馬の背にサオ出ししました。このダムは松山大学のボート部練習場になっており、早朝から夕方まで頻繁にボートが通りますが、左岸に近い中央よりを通るので、問題はなかったです。上流右岸は公園、広い駐車場、トイレがあり、満水時には容易にサオ出しが可能です。なだらかな草地も多いです。
釣果は13日夕方4時すぎと5時ごろ83㌢、73㌢が、14日早朝5時ごろ50㌢台が上りました。エサはコマセが醗酵米ヌカ、クワセは焼き干しイモ。
ダム諸元。昭和46年4月完成。貯水量990万㌧。満水位標高160㍍。

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うるう4月

2020-04-04 19:08:52 | 鯉釣り
今年は19年に7回ある閏(うるう)年です。今年は4月にあります。3月~4月~閏4月~5月~と4月と5月の間に1ヵ月割り込んでくるので、5月以降の季節がずれていきます。夏は長く、秋もずれて涼しくなり、冬は短く、令和3年2月12日に新年がきます。さて今年はどんな年になるでしょうか。

令和2年・1~3月の釣行

2020-03-28 22:22:05 | 鯉釣り
1月は今まで通り年始の釣行を仁淀川右岸JRいの鉄橋下ではじめました。しかし、絶不調に終わりました。3回ほど行きましたが、全く釣れません。足跡から複数の人が入って、かなり釣り上げたようで、場荒れしたようでした。2月はずっと下流の堤防道路下へ行き、56㌢、67㌢、83㌢、と順調に上がるようになりました。3月は17,18日と香川のT氏夫妻が仁淀川・黒瀬キャンプ場に来てくださり、3人で釣行会をしました。T氏は18日昼に89㌢20㌔の大物をあげました。20日ごろより鏡ダムのヘラブナのハタキの観測を始めました。
27日昼ごろ堰堤下の枯れ草の浮いている所でハタキを観測しました。水温14,5℃、気温17℃でした。水位は72㍍位に下がっています。ダムの近辺は山桜が満開で山ツツジもきれいに咲いて、ツバメも飛んできました。日の出は丁度6時ごろです。

令和元年12月・高知釣行会例会

2020-01-08 07:40:31 | 鯉釣り
12月17,18日両日今年最後の釣行会をМ氏と仁淀川中流、日高村の工事中のキャンプ場前です。このキャンプ場前の河川敷は対岸が国道194号で、水位観測所あたりの岩場が深くなっていて、初心者向きのポイントです。また、下流200㍍位で日下川が合流しているので、魚影は濃いです。17日早朝ここに着き、小雨の中エサ撒き後スタートしました。気温12℃、水温13℃と低温でした。仁淀川沿いの雑木林は自然が多く残っています。写真のような曲がりくねった木、マムシ草と言うキノコ、大人3人が手をつないでやっと1周出来る位の巨大な木、など仁淀川のよさは清流だけでない事がよくわかります。17日夜は食事をしながら来年の釣行予定を話し合いました。18日も寒い日でアタリもなく、昼に納竿帰宅しました。