写真は四国三県合同釣行会のようすです。現在の会員は7名です。この写真は春の釣行会で高知の仁淀川でやりました。アタリが来てやりとりしている後ろにはカープフィッシングのセットが見えています。釣行会は1泊2日で事前の参加予約があれば自由に参加できます。四国以外の方もぜひご参加下さい。コメント欄にご連絡頂きますと、日程をお知らせします。
ソフトボイリーについて
私が言う所のソフトボイリーとは日本古来の甘味であるモチとダンゴを言っています。市販の三色ダンゴやみたらし団子を利用したり、スーパーで売っているモチ粉、白玉粉、上新粉、などを使って電子レンジで作ったりしています。生地の中にニンニクペースト、サナギ粉、魚粉、イモ粉、キナ粉、などいろいろ匂いのするもののダンゴをそれぞれ作り、ミニトマトサイズ~ゴルフボールサイズにして冷蔵庫で保管しています。が、あまり長期の保存は出来ません。せいぜい2週間位でしょうか。 作り方はダンゴ用の粉の袋を見ると裏に作り方が書いてあるので、そのように作ればいいです。モチ粉だけで作ると鏡モチのようにカチカチに硬くなるので、白玉粉や山イモ粉を加え多少やわらかく作る事をおすすめします。食べられる粉を入れたら釣行のおやつにもなります。固くしたい時はサイズにもよりますが、電子レンジで30秒~1分位暖めると水分が抜けて固くなります。市販の三色ダンゴやみたらし団子を使う時は串を抜いてから電子レンジで30秒位暖めて水分を抜いてから釣り場へ持参するとちょうどいい固さになります。いろいろお試し下さい。
クワセエサ
干しイモ、もち、だんご、煮込みイモ、フルーツ、ザリガニ、沢ガニ、ミミズ、白ハエ、ワカサギ、タニシ、シジミ、魚のすり身、 などを季節と釣り場に応じて使い分けています。
干しイモー高知特産の「ひがしやま」という品種を使用しています。これは水温15℃前後では2~3時間で豆腐のように柔らかくなります。ジャミもよく食います。写真中。写真のものは3㌢~5㌢位あるので、半分にカットで使用、大物ねらいの時は2~3枚を重ねて使用します。
煮込みイモー写真の左からなると金時、吉良川イモ、安納イモ です。共に小型を買って煮込み、直径2~2,5㌢位のものを長さ4㌢位にカット、そのサイズ以下はそのままヘアリグにつけます。
モチとダンゴー日本古来のスイーツを利用した自作品。モチ粉に白玉粉を混ぜて作ったもので、ミニトマトサイズ~ゴルフボールサイズまであります。写真下。
フルーツーイチジクは小型を利用、ナマ、乾燥品共にヘアリグにかけ、ドライフルーツミックスは粉末にしてモチやダンゴに混ぜこみます。
魚のスリ身ースーパーの鮮魚売り場に行くと魚のスリ身を売っているので、これに小麦粉、パン粉、を混ぜてよく練りこみ、ミニトマトサイズ~ゴルフボールサイズに丸めます。軽く火であぶってもいいです。
ニンニクー3玉、 水ー50cc、
ニンニクの薄皮をむき取ってからミキサーに入れ、水を入れて混ぜペースト状にする。タッパーに入れて冷蔵庫で保管する。長期に保管したら臭いが弱くなるので、少しづつ作って使い切るようにする。 釣り場では、米ヌカ、鶏のエサ、鳩のエサなどをバケツに入れ混ぜておき、風呂用の洗面器に深さ1㌢位水を入れてから、カレースプーン3杯ほどニンニクペーストを入れ、よく混ぜて水溶液を作り、バケツに少しづつたらしながらよくまぜダンゴを作る。
米ヌカー1㎏、 ハトのエサー1㎏、パン粉ー1㎏、ムギ茶ー200㌘、
米ヌカ、ハトのエサ、パン粉、 をそれぞれキツネ色にこがす。新聞紙に広げて冷ました後、よく混ぜる。この時ムギ茶を粉末にしたものをまぜる。大型タッパーに入れて保存する。釣り場で使用する時には再度こがしてから、米ヌカ、パン粉、ハトのエサをまぜる。この時はこがしてないものを混ぜて使う。一般的には煮込んだサツマイモを混ぜ込んでダンゴを作るが、私は自宅で出る残飯を釣り場に持っていき、オカユを作ってダンゴを作っている。こがした粉末とパン粉だけでダンゴを固めると軽いので水面に浮くので、重いものを混ぜる必要がある。また夏場だけで使い切るようにしている。ダンゴの固め方もいろいろあるが、私はスーパーで売っているオカユ、蒸したイモ(柔らかい安納イモ系)、生たまご、蒸したカボチャ、などを混ぜて固めるようにしている。
2 魚粉 コマセ
煮干し魚ー200㌘、削りぶしー100㌘、 肥料用魚粉ー200㌘、
煮干し魚と削り節をミキサーにて粉末にする。これに肥料用魚粉を混ぜ、タッパーに入れて冷蔵庫にて保存する。釣り場ではこれに米ヌカ、鶏のエサ、ハトのエサ、パン粉を混ぜてつかう。 なお、スーパーでは粉末の煮干し魚や粉末の削りぶしがあるので、これを使用してもよい。 園芸用腐葉土をフルイにかけて細かい土を混ぜてもよい。私は腐葉土でミミズを飼っており、ミミズの臭いがすると効果が高い。
コマセ(寄せ)エサ
春・秋・冬ー 醗酵米ヌカ、魚粉、サナギ、ニンニク、等でそれぞれのコマセを作る。 夏 - 米ヌカ、パン粉、鳩のエサ、等をこがしてムギ茶を加えてつくる。
サイズは 投入が30㍍以内ーみかんサイズ。 30㍍以上ーゴルフボールサイズ。
1-醗酵米ヌカ
酒カスー200g、ニゴリ酒ー360cc、水ー500cc。
以上をミキサーにかけてよくまぜ、米ヌカ1,5㎏をバケツ又はタライに入れた中に入れ、よくまぜる。密閉出来るフタ付の10㍑容器に移して、冷暗所にて保管する。季節にもよるが、1週間~10日で醗酵臭が出てくる。夏は白カビが発生するので、小さい容器に移して冷蔵庫で保管する。 釣り場では、米ヌカ、鶏のエサ、ハトのエサ、パン粉、などでコマセダンゴを作る。なお、作るときに白ワインや生ビールを加える釣り仲間もいる。
私が使用しているエサはほとんどが自作です。釣り具店で買うのはサナギ、ヘラ用マッシュ、位でしょうか。エサの購入の多くはスーパーの食材売り場や鮮魚コーナーです。以前亡くなった鯉釣り名人が「エサではなく料理だ」と言っておられたそうですね。私はその通りと思っています。写真6に材料を紹介しました。(鶏のエサ、ハトのエサ、肥料用魚粉などホームセンターで購入します。)写真にはありませんが、その他ニンニクペースト、魚のすり身、お好み焼き粉、青のり、生タマゴ、などがあります。右下はクワセ用イモです。 では、コマセの作り方から紹介します。
写真は実際にハリ掛かりした時のものです。写真には見えていませんが、左の黄色のシモリ玉の上にウキ止め糸があります。上から下へ ウキ止め糸ーシモリ玉ーインターロック付スイベル5号ーヒシ型クッション4号ーオモリ15号ーヒシ型クッション4号ーローリングスイベル5号 の順です。 ハリスはインターロック付スイベルにつけます。 この仕掛けは鯉にカカリに入られてミチ糸を切った時、鯉が動けばウキ止め糸が少しづつずれていき、最後にはハリスがミチ糸から抜けて鯉は動く事が出来る仕掛けです。(鯉にはハリスが付いたままですが・・)。 すてオモリ形式は上のヒシ型ゴムクッション4号からウキ用のフィットゴムーインターロック付スイベルーすてオモリーの順に取り付けます。
写真5-オモリ
写真左より捨てオモリ形18号(自作)、レギュラー形18号、右スパイク形
15号、20号。いずれも河川用。捨てオモリ形は引っ掛りがあった時、ミチ
糸を引っ張るとビニールパイプの中の針金が抜け、オモリ、ハリスがミチ糸
から外れるようになっている。(簡易型ヘアリグ仕掛け)